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核酸および核酸構成成分の合成と生体機能に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63307012
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関東京工業大学

研究代表者

畑 辻明  東京工業大学, 大学院・総合理工, 教授 (00016049)

研究分担者 関根 光雄  東京工業大学, 大学院・総合理工, 講師 (40111679)
高久 洋  千葉工業大学, 工学部, 助教授 (50101267)
石戸 良治  東京工業大学, 理学部, 教授 (60016037)
大塚 栄子  北海道大学, 薬学部, 教授 (80028836)
上田 亨  北海道大学, 薬学部, 教授 (00001032)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1988年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードオリゴヌクレオチド / 核酸の化学合成 / ヌクレオシド
研究概要

本研究は重点領域研究を申請するに際し、その準備段階として我が国で核酸化学の研究が濃縮されている核酸化学シンポジウムの中からメンバーを選び、本年度に研究を実施した。その結果、9月におこなわれた核酸化学シンポジウム(札幌)をはじめとして各所で貴重な新しい事実が発表された。たとえば、核酸とタンパク質の相互作用を調べたものとして上田らは制限酵素BalII、Sau3AI、MboIを選びDNA鎖の酵素認識部位のチミンの代りに3種類のウラシルに変換し、制限酵素の認識の特異性を明らかにすることができた。一方、大塚らはいわゆる"ribozyme"の機能が発現するためにどのようなRNAの塩基配列が必要であるかを調べイモリサテライトRNAの切断部位を含む切断鎖と相補鎖の塩基配列を変化させたオリゴヌクレオチド(21量体)を化学合成し、どのような塩基配列が切断に重要であるかを明らかにすることができた。また、関根らはオリゴヌクレオチドの合成で通常用いられているトリチル型の保護基が酸性条件で除去された性質を変換し、アルカリ条件で除去できるトリチル型の保護基を開発した。畑らは、mRNAのキャップ構造を構築する反応形式を検討し、RNAフラグメントを効率よくキャップ化する方法を開発することができた。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] M.Koizumi: FEBS Lett.228. 228-230 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] M.Ikehara: Chem.Pharm.Bull.36. 291-296 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] H.Tanimura: Tetrahedron Lett.29. 577-578 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] K.Kamaike: Nucleosides & Nucleotides. 7. 37-43 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] M.Sekine: Bull.Chem.Soc.Jpn.61. 1669-1677 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] T.Hayakawa: Nucleic Acids Res.16. 4761-4776 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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