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臓器工学的応用を指向した器官形成の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63308004
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 動物発生・生理学
研究機関帝京大学

研究代表者

水野 丈夫  帝京大学, 薬学部, 教授 (50011490)

研究分担者 赤池 敏宏  東京農工大学, 工学部, 助教授 (30101207)
竹市 雅俊  京都大学, 理学部, 教授 (00025454)
桜井 靖久  東京女子医科大学, 医用工学研究設施, 教授 (20010027)
吉里 勝利  東京都立大学, 理学部, 助教授 (20095516)
八杉 貞雄  東京大学, 理学部, 講師 (70011591)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1988年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード器官形成 / 発生生物学 / 臓器工学 / 細胞組み込型人工臓器 / 新しい生理機能 / 器官再構築
研究概要

本研究は、新しい型の「細胞組み込み型人工臓器」開発のために広い分野の専門家の協力体制を確立し、現時点における研究の現況を調査し今後の研究体制の在り方について具体的に提言することを目的とした。この目的を達成するために、学際的分野を含む広い領域からの22名の研究者からなる班を組織し、これを研究項目によって4小班に分け、各小班に1名の幹事をおいて、研究組織とした。
研究方法としては、(1)研究代表者と幹事からなる幹事会を随時開催し各小班の研究状況について情報を交換し、また研究成果のとりまとめにあたった。(2)班員全員を招集して班会議(12月1日ー2日)を開催し、各班員が研究内容を発表し、今後の研究体制にむけて討議した。(3)器官形成研究の重要性を社会的に明らかにし、また一般からの有益な討論を得るために、12月2日午後に「器官形成フォーラム」を開催した。本フォーラムでは9名の班員による講演と活発な討論が行われた。
以上の活動から本研究班は、研究成果として以下の結論を得た。分子生物学の著しい発展に伴って器官形成の分子的機構が明らかになりつつあり、また器官形成に関与する種々の情報ネットワークを人為的に制御することによって、新たな生理機能をもつ「超器官」を創出することが可能である。一方臓器工学的方法によって細胞組み込み型人工臓器を構築することは、強い社会的要請もあり、またこの研究は各専門領域に強いインパクトを与えることが予想される。以上の認識に立って、平成2年度発足重点領域「新しい生理機能をもつ器官の創出に関する基礎的研究」の申請がなされた。本重点領域は、「組織間情報ネットワークの制御による器官の構築」「器官再構築法による生体機能発現」「人工マトリックス設計手法による器官生理機能のモデル化」の3項目を柱として広い研究分野からの研究者によって計画研究が組織されている。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Mizuno,T.: Zoological Science. 5. 999-1006 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 八杉貞雄: 現代化学. 212. 18-23 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshizato,K.: Journal of Cell Science. 91. 491-499 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 畑隆一郎: 生化学. 60. 201-206 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Nakamura,T.: Journal of Biochemistry. 103. 710-716 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Hirai,Y.: Development. 105. 263-270 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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