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植物細胞のシンク・ソース機能の分子的基礎

研究課題

研究課題/領域番号 63308011
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 応用生物化学・栄養化学
研究機関名古屋大学

研究代表者

旭 正  名古屋大学, 農学部, 教授 (10023392)

研究分担者 山田 康之  京都大学, 農学部, 教授 (50026415)
南川 隆雄  東京都立大学, 理学部, 教授 (30087001)
藤田 善彦  基礎生物学研究所, 教授 (40013560)
茅野 充男  東京大学, 農学部, 助教授 (10007677)
大山 莞爾  京都大学, 農学部, 助教授 (40135546)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1988年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード高等植物 / シンク機能 / ソース機能 / 物集集積 / 有用物質生産
研究概要

植物細胞が示すシンク・ソース機能は、細胞分化とは関連しつつ発揮する機能ではあるが、同じ細胞が時にはシンク機能を、時にはソース機能を発揮し、極めて可変性に富むことが特徴的で、動物細胞ではみることのできない特種な機能であることが確認された。植物のソース機能については、光合成や窒素同化など世界的に早くから注目されており、その分子レベルでの研究が多い。しかしながら、ソース機能およびシンク・ソース機能の相互転換の分子機構はあまり注目されていない。最近の分子生物学および分子レベルでの細胞生物学の発展は、こうした植物細胞のシンク機能およびシンク・ソース機能の可変性の分子機構を解明する道を切り開いていると判断された。わが国における植物を対象とした分子生物学および分子レベルでの細胞生物学的研究は国際的にみても高いレベルに達しており、植物細胞のシンク機能およびシンク・ソース両機能の分子機構解明にむけての研究組織を確立することが可能であり、世界に先がけて研究を展開すべきであるとの結論に達した。植物細胞のシンク機能は有用物質生産と密接な関係があり、従来の農業生産のみならず、最新の植物バイオテクノロジーにとっても、植物細胞のシンク機能の分子機構解明は極めて重要かつ緊急を要するものと判断された。以上のような検討をふまえ、平成2年度発足の重点領域研究として「高等植物における物質集積機能とその発現の分子機構」と題する研究計画を、京都大学農学部山田康之教授を研究代表者として申請した。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Masayoshi,Maeshima: Plant and Cell Physiology. 29. 381-384 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Nobuaki,Mito: Plant and Cell Physiology. 29. 875-882 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Tetsuya,Kimura: Plant and Cell Physiology. 29. 883-888 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Tsuyoshi,Nakagawa: Plant and Cell Physiology. 29. 1297-1302 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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