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脳の老化機構に関する分子細胞生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63308027
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

朝長 正徳  東京大学, 医学部, 教授 (10072977)

研究分担者 遠山 正彌  大阪大学, 医学部, 教授 (40028593)
三木 直正  金沢大学, がん研究所, 教授 (40094445)
宮武 正  新潟大学, 脳研究所, 教授 (50048998)
萬年 徹  東京大学, 医学部, 教授 (10010208)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
キーワード脳の老化 / アルツハイマー病 / 記憶 / 情報伝達 / 分子機構
研究概要

人類の歴史上類をみない急速なスピードで長寿社会を迎えつつある我が国で、老化の問題は社会的にも大きな関心を集めている。特に脳の老化の問題は高度に発達した大脳を有する人類にとっては重要であり、高齢化とともにその頻度の増えるアルツハイマー病を含めた老人性痴呆の原因解明は焦眉の急であるといえる。本研究では、平成元年度発足の重点領域研究で予定されている、脳の老化による神経精神機能とくに病的老化であるアルツハイマー病における精神機能の障害を起こす機構を分子細胞生物学的に解明し、その障害因子の除去と機能の回復、可能性を探り、その結果として脳の老化の本体を明らかにするためのストラテジーを検討した。そのために、現在この方面の研究の最前線で活躍している研究者、とくに重点研究で班長に予定されている方々に集まっていただき、研究方針、企画および公募研究の方針などに関する打ち合わせを行った。
その結果、この研究は次の項目について計画研究を進めることになった。
1.アルツハイマー病の脳に沈着する異常物質の生化学的解析とその処理機構
2.アルツハイマー病の脳における伝達機構障害
3.アルツハイマー病の脳における神経細胞死
4.アルツハイマー病に関連した遺伝子異常の解析
本研究では、これらの研究項目の研究者の組織化、発表の方法(研究会、シンポジウム、公開セミナー、PR)についても検討し、その結果、重点領域研究として出発するための準備が十分に整ったと考えられる。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Y.Hayashi 三木直正: J.Biol.Chem.260. 14269-14278 (1985)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] C.Yamamoto: Neurosci.Res.5. 28-38 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Ihara: Brain Res. 459. 138-144 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Nomura: Exp.Gerontol.(in press).

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] J.Tateishi: Ann Neurol. 24. 35-40 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Uchida: Brain Res.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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