研究課題/領域番号 |
63308029
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
由良 隆 京都大学, ウィルス研究所, 教授 (20027311)
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研究分担者 |
高浪 満 京都大学, 化学研究所, 教授 (10027013)
溝渕 潔 東京大学, 理学部, 助教授 (00092346)
永田 俊夫 京都大学, ウィルス研究所, 助教授 (00037392)
中田 篤男 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (80029769)
磯野 克己 神戸大学, 理学部, 教授 (70011640)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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キーワード | 大腸菌ゲノム / DNA一次構造 / DNAデータバンク / DNAシーケンサー / 重点領域研究 |
研究概要 |
本研究では、分子生物学的研究が最も進んでいる大腸菌を対象とし、ゲノムの全一次構造の決定を中核とする包括的解析に関する企画調査を行った。その結果に基づき、平成元年度より発足する重点領域研究「大腸菌ゲノムの全体像」における計画班の人員構成、予算特にDNAシーケンサー等機器の配置、大腸菌ゲノムのDNAデータバンクの作成などにつき現状を調査し、それに基づいて今後の実施計画を立案した。 今回の重点領域研究で中核的なプロジェクトとなる組織的な一次構造の決定計画については、磯野班長(神戸大学)を中心にDNAシーケンサーにかける材料の調製法の検討と改良を行った。一方、現在使用しうる複数の機種のDNAシーケンサーについて、同一DNAサンプルを用いた詳細な比較検討を行い、今後の計画に参考となる多くの貴重な基礎データを得ることができた。 さらに外国における同様の研究計画についても積極的な情報収集を行い組織的な一次構造決定計画、大腸菌染色体の遺伝地図と物理地図(制限酵素切断地図)との対応づけなどを行っている数名の外国人研究者を訪問し相互協力の可能性などについて討議した。
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