研究課題/領域番号 |
63400008
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 福山大学 |
研究代表者 |
足利 末男 福山大学, 経済学部付属人間科学研究センター, 教授・センター長 (20026686)
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研究分担者 |
山本 武彦 福山大学, 工学部, 教授 (50046710)
三輪 利英 福山大学, 工学部, 教授 (50157707)
片岡 俊郎 福山大学, 経済学部, 教授 (40102404)
奥村 昭和 福山大学, 教養部, 教授 (20122492)
濃野 隆之 福山大学, 教養部, 教授 (20033780)
鷹村 権 福山大学, 教養部, 教授 (40101414)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1989年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 都市圏 / 地域の一体性 / 芦田川の水質と景観 / 石材と都市美 / 高齢化 / 生物資源 / 福山市民の買物行動 / 芦田川の水質 / 固定資産税 / 山陽自動車道福山西インタ-チェンジ / 人口の高齢化と老人対策 / 道路交通量の予測 / アユとマスの養殖 / 福山市の買物行動 / 芦田川の河川景観 / 因島周辺の海洋微生物 / 福山市の建築景観 / 福山市の財政構造 / 備後地域の情報化 / 山陽自動車道インターチェンジ / 備後の地域活性化事業 |
研究概要 |
分担課題別研究成果 1.生物資源と地域開発 因島、向島周辺の海域における漁業の新しい展開の方向として、(1)イワシ類の仔魚「しらす」の陸上での工業的プロセスによる養殖の提案、(2)冬期の栽培魚種としてアユとマスを取り上げ、その飼育実験の結果を報告している。この2つが実現すれば、地域の産業の活性化に大きく寄与するであろう。 2.備後産業文化情報連環都市圏(備後都市圏)の一体的形成の条件の研究 (1)福山市の市民の買物行動の地域比較は、圏域の一体的形成に対する条件を示唆する、(2)また、造船不況に悩む向島町の産業振興策の提案は、備後都市圏のモデルとなる、(3)重厚長大型の産業が圏域市町の税収構造に与えている影響が解明された、(4)地域の一体化のための条件の一つである、情報化の進展の実態が明らかにされた。 3.交通網の形成と地域の変容 備後都市圏の一体性のカギを握るのは道路網の整備である。(1)山陽自動車道西インタ-チェンジの開設を前にした地元住民の意識が調査され、その結果に基づいて、地域発展のための実践システムが構想された、(2)交通渋滞に悩む国道2号線の交通量予測方式が開発された。 4.人口の高齢化とその対策 人口の高齢化にともなう老人問題の中で、高齢者の社会参加プログラムが提案された。 5.環境動態と保全 (1)芦田川の水質が調査され、(2)今後の整備方針について提案がなされた。また、(3)福山市の建築物に用いられている石材の調査が行われ、その都市美との関係が明らかにされた。 6.教育と文化 高等教育と都市圏の関連について調査、分析した。 7.総括 2年間、研究によって、本研究課題の基礎的部分における成果が予定どおり得られた。
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