研究課題/領域番号 |
63420031
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電子通信系統工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
原島 博 東京大学, 工学部, 教授 (60011201)
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研究分担者 |
相沢 清晴 東京大学, 工学部, 構師 (20192453)
田崎 良三 東京大学, 工学部, 助手 (30143390)
斉藤 隆弘 (斎藤 隆弘) 神奈川大学, 工学部, 助教授 (10150749)
荒川 薫 東京大学, 工学部, 助手 (30183734)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
27,100千円 (直接経費: 27,100千円)
1990年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1989年度: 10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
1988年度: 12,800千円 (直接経費: 12,800千円)
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キーワード | 次世代画像通信 / 知的画像符号化 / 特徴抽出符号化 / 分析合成符号化 / 画像情報圧縮 / 知的画像符合化 / 特徴抽出符合化 / 分析合成符合化 |
研究概要 |
本研究は、次世代の知的画像通信へ向て、「特徴抽出符号化」や「分析合成符号化」などの新しい符号化方式の基盤技術を確立することを目的としている。これに向けて、本研究では、以下の項目について検討を加えた。 1.構造モデルを用いた顔画像の分析合成符号化の検討 人物画像を対象とした知的画像符号化(分析合成符号化)システムは、顔の3次元モデルの構成、送信側での分析認識、受信側での画像合成よりなる。ここでは、このそれぞれの構成要素に対して詳細な検討をおこなった。 2.分析合成符号化と波形符号化のハイブリッド化に関なる基礎検討 実用的な観点から対象画像に対する汎用性を高めるために、分析合成符号化と従来の波形符号化とのハイブリッド化についての検討をおこない、その符号化システム設計の指針を得た。 3.動画像からの3次元構造情報の自動抽出に関なる検討 汎用的な分析合成符号化器の実現に向けて、動画像から安定に3次元構造情報を自動抽出する手法を開発した。 4.顔画像の表情パラメ-タの適出ならびに表情合成の検討 顔画像の分析合成符号化において重要な課題である顔面表情の分析・合成手法として、FACSに基づく手法および基底顔の荷重結合(組合せ)に基づく手法を開発した。 5.音声・テキスト情報からの口唇画像の合成に関なる検討 分析合成符号化の応用として、音声およびテキスト情報から口唇画像を合成するメディア変換手法を開発した。あわせて並列DSPやトランスピュ-タを用いて顔画像と表情をリアルタイムに合成することを試みた。
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