研究課題/領域番号 |
63440075
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
補綴理工系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
内山 洋一 北海道大学, 歯学部, 教授 (40005020)
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研究分担者 |
斉藤 比登志 北海道大学, 歯学部, 助手 (50153820)
小野 一郎 福島県立医科大学, 講師 (20125298)
大畑 昇 北海道大学, 歯学部, 助教授 (60002185)
大浦 武彦 北海道大学, 医学部, 教授 (70000982)
岸浪 建史 北海道大学, 工学部, 教授 (30001796)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
13,500千円 (直接経費: 13,500千円)
1990年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1989年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1988年度: 8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
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キーワード | 頭蓋顔面骨変形症 / 頭部X線規格写真 / 3次元表示CT / 3次元スケレトグラム / 外科手術のシミュレーション / 骨の実体模型 / NC加工 / レーザーリソグラフィ / 顎顔面形態計測 / 形態の数値化 / スケレトグラム / NC工作 / 積層立体モデル / 重ね合わせソフト・ウェア / 三次元CT |
研究概要 |
研究の最終年度である本平成2年度には、さらに以下のような研究を行った。 1.スケレトグラムに改良を加え、頭蓋部の骨の形態情報に歯牙の位置情報をも追加して分析可能とした。 2.3次元表示CTやトライステーションのデータを元にして、CAMM-3にてNC加工を行うソフトウェアを開発した。 3.CT画像データを元に、頭蓋の硬組織の実寸大模型を合成樹脂などを用いて以下の方法で製作した。 【.encircled1.】手作業による積層 【.encircled2.】2次元NC加工による自動積層 【.encircled3.】レーザーリソグラフィの応用 【.encircled4.】CAMM-3による3次元NC加工 これらのうち、【.encircled4.】が3次元表示CTのデータを元にして物体の表面形態を直接削り出す方法であるのに対し【.encircled1.】〜【.encircled3.】はCTのスライスデータを元にした積層による加工法であり、物体の外面のみならず内部構造までも加工することが可能であるという利点を有する。中でも【.encircled3.】では各層のデータ間を補間しながら積層していくことでより滑らかな形態を得ることが可能となり、将来的に最も有望な加工法であると思われた。 今後はこのレーザーリソグラフィという新技術を医療分野に取り入れ、さらなる応用を進めていきたいと考えている。
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