研究課題/領域番号 |
63450043
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 国立特殊教育総合研究所 |
研究代表者 |
魚住 超 国立特殊教育総合研究所, 教育工学研究部, 研究員 (60184983)
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研究分担者 |
渡辺 章 国立特殊教育総合研究所, 肢体不自由教育研究部, 研究員 (50175080)
中川 辰雄 国立特殊教育総合研究所, 聴覚・言語障害教育研究部, 研究員 (00164137)
小田 浩一 国立特殊教育総合研究所, 視覚障害教育研究部, 研究員 (60169307)
詫間 晋平 (託間 晋平) 国立特殊教育総合研究所, 教育工学研究部, 部長 (20012552)
伊福部 達 (伊副部 達) 北海道大学応用電気研究所, ME部門, 教授 (70002102)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 視覚障害 / 聴覚障害 / 言語障害 / 肢体不自由 / 音声認識 / 音声合成 / 学習ソフト / 訓練ソフト |
研究概要 |
本研究は、コンピュ-タの音声による入出力手段を用いることにより視覚障害・聴覚・言語障害、さらに肢体不自由の感覚・運動系の障害領域での学習と訓練をより効果的に進めることを目的としてきた。システムの障害児教育への応用として、4種類のソフトウェア群が開発された。視覚障害教育用として、1)「空間概念習得を支援する模擬体験CAI」と、2)「盲教育用汎用CAI教材作成支援システム」が、聴覚・言語障害教育用として、3)「言語学習訓練システム」が、さらに肢体不自由教育用として、4)「ロボット操作による学習訓練システム」のそれぞれが作成された。ソストウェア1は音声合成装置を備えており、学習訓練への注意の集中、繰り返しの容易さ、状況を言葉で説明することの重要性の確認等から実体験と合わせて用いると効果的であることが明らかとなった。2の支援システムも音声合成装置を備えており、児童生徒にとり問題解答に対する正誤の確認の即時性や繰り返し効果、個別学習への対応、学習歴の記録等に効果がみられ、今後多くの教材の作成が期待される。3のシステムは文字の学習と発生・発語訓練の融合を目的としている。絵カ-ドは視聴覚障害の児童生徒への視覚情報として、絵のアニメ-ション的動きも児童生徒に興味関心を引き起こし学習意欲を高めるのにそれぞれ有効であることが明らかとなったが、融合システムの実践検討を深めることがさらに必要である。4のシステムの基本構成は3のシステムに無線による移動可能なロボットを組み合わせたものである。肢体不自由教育で特に必要される表出手段の高機能化からコミュニケ-ション能力の向上に有効であることが確認された。
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