研究課題/領域番号 |
63450047
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
小川 國治 (小川 国治) 山口大学, 教育学部, 教授 (00034801)
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研究分担者 |
田中 誠二 山口大学, 人文学部, 助教授 (80116730)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1989年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1988年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | 長州藩 / 郷村支配 / 土地制度 / 租税制度 / 検地 / 撫育方 / 専売制 / 国産政策 |
研究概要 |
昭和63年度と平成元年度の2年間で、以下のような研究を行った。 1.中国地方諸藩と長州藩とを比較し、その特質を検討した。 (1)長州藩の土地制度のうち慶長・寛永・貞享・宝暦の検地を中心に、地方史料を用いて、政策の実態・特質・石高の性格を究明し、中国地方諸藩との比較検討を行った。 (2)長州藩の租税制度について、前期から後期まで、徴租法の内容・段階区分などを検討した。 (3)長州藩の村入用について、実態の究明と段階区分を行い、負担の全体像を検討した。 (4)長州藩の特産物の紙・ろう等について、その専売を段階区分に即して検討した。 (5)大谷家文書・益田家文書・毛利家文書などの史料によって、藩・給領主・庄屋の支配関係を明らかにし、長州藩の地方支配の特質を村の側から検討した。 2.史料収集と整理・分類を行った。 (1)山口県田万川町の大谷家文書(庄屋文書)は、県内地方史料のなかでも群を抜く豊富さなので、重点的に史料収集を行った。 (2)大谷家文書との関連で、田万川地方を支配した益田家の文書を調査した。 3.以上の研究成果として、小川が「萩藩の郷村支配と老」、「長州藩産物取立政策と佐波川水運の開発」、「萩藩撫育方と鶴浜開作」、田中が「萩藩貞享検地考」、「萩藩の本・支藩関係をめぐって」、「毛利秀元論-萩藩初期政治史研究序説-」(『研究成果報告書』参照)などを発表して新知見を示した。
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