研究課題/領域番号 |
63450065
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宮岡 伯人 北海道大学, 文学部, 教授 (60002979)
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研究分担者 |
岡田 淳子 北海道大学, 文学部, 助教授
煎本 孝 北海道大学, 文学部, 助教授 (50124227)
大島 稔 小樽商科大学, 短期大学部, 助教授 (00142787)
岡田 宏明 北海道大学, 文学部, 教授 (50002283)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1988年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | エスキモ- / アリュ-ト / トリンギット / 民族接触 / 北アメリカ極北原住民 / 生業語彙 / アサバスカ / 極北原住民 / 生業活動 / 作業語彙 / エスキモー / アリュート |
研究概要 |
北アメリカ極北原住民(エスキモ-、アリュ-ト、トリンギット、アサバスカなど)に関連して、本研究計画に参与する各研究分担者がこれまでそれぞれに行ってきた海外調査の成果をもとにして、言語と生態にかかわって、言語学と人類学(先史人類学をふくむ)の学際的協力をなし、(1)原住民の民族境界、相互の接触関係の問題、(2)生業活動と生業語彙の関連、などについて闡明を試みるための基礎作業をおこなった。 その結果、局部的な問題についての新しい知見なでは、すでに一部、公刊され、さらに、それら成果を盛り込んだ刊行物の準備が目下、進行中である。また、下記、文献目録に採られた原住民言語の分類試案も、民族堺界と関連する成果の一端である。 しかし、一方、各人の進めてきた作業の成果を交換するなかで、フィ-ルドにおける原住民からの聞き取り調査にたよることの限界がより明確になり、すでに存在する民族誌や言語記述などの文献資料への取り組みの必要が認識されてきた。初年度から進めてきた文献資料は、厳しい予算的制約のもとでの蒐集であったが、すでにわが国における、北アメリカ原住民言語人類学関係コレクションとしては、質量ともに最高のものになりつつあるので、暫定的ではあるが、その文献目録を作成して、今後の研業作業に資することとした。
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