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地下空間高度利用に関する諸問題の事例研究

研究課題

研究課題/領域番号 63450088
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東京大学

研究代表者

島崎 敏一 (1989)  東京大学, 工学部, 助教授 (50162665)

松本 嘉司 (1988)  東京大学, 工学部, 教授 (20010663)

研究分担者 佐野 可寸志  東京大学, 工学部, 助手 (00215881)
家田 仁  東京大学, 工学部, 助教授 (90168089)
松本 嘉司  東京理科大学, 理工学部, 教授 (20010663)
玉石 修介  都市計画研究所, 都市計画室, 研究員
杉本 光隆  東京大学, 工学部, 講師 (50196755)
島崎 敏一  東京大学, 工学部, 助教授 (50162665)
研究期間 (年度) 1988 – 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1989年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1988年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワード地下空間 / 大深度 / マスタ-プラン / 地下環境 / 法制度 / 設計・施工 / 大深度地下利用 / 地下防災 / 掘削技術
研究概要

地下空間利用に係わる百余編の文献を収集し、内容を吟味することによって、以下のような知見が得られた。
まず、地下の利用目的としては、(1)当該施設を地下に建設する必然性はないが、都市空間利用需要の競争の中で地下にクラウドアウトされたもの、(2)都市景観や、生活環境の保全といった目的から施設の地下化を図るもの、(3)圧力容器シェルタ-、貯蔵施設などのように、地下の耐圧性、耐震性、静安性に着目し、積極的に地下を用いる場合等が挙げられるが、現在計画あるいは提案されている構想の中には、上述のような目的の現実的範囲での実現、拡大を図ったもののほかに、かなり実現性、現実性の少ないと思われるものも少なくない。新たな技術の開発には当然新しい発想が必要で、この場合、ともすれば陥りがちな既存の枠組みにとらわれないことが重要ではあるが、地下空間利用のブ-ムに乗り遅れまいとするためだけに提案されているかのような検討の甘い構想と、現在現実問題として進められているレベルの問題とを区分することや、(1)経済性論議の不足、(2)鉛直方向都市計画手法/制度の未整備、(3)地下利用のマスタ-プラン作成の問題、(4)地下の安全問題検討の深度化、(5)快適な居住区間の確保や不安感の解消等の問題を解決する必要性がある。
また、設計・施工においては、地下構造物の施工位置が深くなるにつれて、土圧・水圧が大きくなることや、地質学的、土質工学的情報の蓄積が少なく、土の力学的挙動も解明されていない点が極めてて多いといった問題や、地下空間の工事が地下水環境に与える影響等にも配慮する必要がある。

報告書

(3件)
  • 1989 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 松本嘉司: 土木学会 年次講演会.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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