| 研究課題/領域番号 |
63450097
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
体育学
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| 研究機関 | 立命館大学 |
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研究代表者 |
草深 直臣 立命館大学, 法学部, 教授 (60077112)
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| 研究分担者 |
山下 高行 立命館大学, 経済学部, 助教授 (00200684)
三浦 正行 立命館大学, 法学部, 助教授 (10102162)
金井 淳二 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (70066736)
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| 研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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| 研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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| 配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1990年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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| キーワード | 学校体育 / スポ-ツ / 戦後改革 / 実証的研究 / 戦後改革構想 / 非軍事化と民主化 / 近代化と組織的自律 / 住民自治と行政的援助 / 「新体育」と生活体育理論 / 体育実践の理念と実際 / CIE文書による実証 |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、「体育・スポ-ツおよび学校保健に於ける戦後改革の理念形成過程を軸に、諸改革の立案・立法過程の実証的解明」を目指すものであった。
この実証は、先行研究が持つ資料的限界を、CIE文書によって克服し、伝聞・推測にとどまっていた問題の事実確定から始められた。それは、CIE/EDUCATION DIVISIONの体育担当室の文書整理から始められ、さらにマイクロフィシュからの補充によって、文書の批判的検討を進めた。又、その間に当事者の証言を得、多くの教示を得ることが出来た。さらに、Dr.McCloy文書をアイオワ大学図書館より入手した。
この結果、軍事訓練・学校武道等の禁止を核とする非軍事化措置に続いて、民主化にむけての諸改革の構想を「地方体育担当事務官会議」「学校体育研究委員会」の討議を通じて、解明した。その基本的理念は、要約的には学校を核とする地域スポ-ツ・レクリエ-ションの促進と言える。
体育・スポ-ツの民主化は、民主主義的訓練の典型としてスポ-ツを位置づけ、それを享受する機会を全ての国民・こどもに保障することにあった。このために取られたのが、学校体育の内容的・方法的改革であり、施設・用具の充実計画であり、普及講習であった。これとともに、制度改革がなされたなかでも、校内競技の充実をめざした対外競技基準の制定は、この地域スポ-ツ、国民体育の振興の環であった。
又、「幻の構想」というべき、スポ-ツ図書館・社会体育5ケ年計画等のプランが策定されたが、今日の"生涯スポ-ツ"につながる構想は教訓的である。
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