| 研究課題/領域番号 |
63460146
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
船舶抵抗・運動性能・計画
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| 研究機関 | 大阪大学 |
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研究代表者 |
鈴木 敏夫 大阪大学, 工学部, 教授 (80029107)
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| 研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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| 研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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| 配分額 *注記 |
8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
1989年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1988年度: 6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
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| キーワード | 縦渦 / 境界層 / 相互干渉 / レイノルズ応力 / 流れの可視化 / 画像解析 / 船尾流場 / 干渉 / レ-ザ流速計 / 可視化 / レーザー流速計 / 画像処理 |
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| 研究概要 |
境界層内に存在する縦渦による船尾流場並びに乱流構造の変化について実験的に調査すると共に、縦渦の影響を考慮した船尾流場の数値解法について理論的に調査した結果、次のような事柄が明らかとなり、縦渦と境界層の干渉に関する有益な知見が得られた。
1.船尾の上流側に取り付けられた渦発生器(長方形縦長翼)により発生した縦渦は、船尾流場を大きく変化させ、その取り付け位置及び仰角の調整により船尾プロペラ面における速度分布の制御が可能であることが明らかとなった。
2.縦渦の弱い状況では微小2次流れの仮定が成立するものとして縦渦と平板境界層の干渉を理論的に調査した結果、渦の強さと渦の作用距離の積を同一にした場合ほぼ同一の干渉の表れることが示され、実験的にも確かめられた。
3.船尾の3次元境界層と、縦渦の干渉について上記の考えを適用した結果、渦発生器による船尾流場の変化分について、理論と実験のよい一致が得られた。
4.船尾流場を模擬するために斜3角錐の後流についてレ-ザ流速計により乱流構造を調査した結果、伴流の縁部分とビルジ渦の影響を受けた中心部分とでは構造的に差のあることが明らかとなったが、定量的には把握できなかった。
5.流れの可視化により流場の3次元的ねじれを明らかにするため、スリット光による流し撮り写真をステンレスカメラにより撮影して3次元速度場を検出する手法を開発し、翼端近傍の流場に適用した結果その有効性が認められた。
6.トレ-サ画像において、各々の流跡線を分離することなく流速等を求める画像解析法を開発しその有用性を示した。
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