研究課題/領域番号 |
63460154
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
コンクリート工学・土木材料・施工
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福田 正 東北大学, 工学部, 教授 (40005385)
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研究分担者 |
小梁川 雅 秋田工業高等専門学校, 助手 (00175340)
武山 泰 東北大学, 工学部, 助手 (20207012)
遠藤 成夫 東北大学, 工学部, 助手 (10005481)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1989年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | コンクリ-ト舗装 / 寿命評価 / 破壊確率 / 信頼性 / 疲労破壊 / コンクリート舗装 |
研究概要 |
本研究の目的は、コンクリ-ト舗装を経済的、合理的に設計するために必要となる、交通荷重、温度変化などの外的条件の変動および舗装材料の力学的性質などの内的条件の変動などを、確率論的に解析するシステムを構築することである。得られた主な成果は以下のとおりである。 (1)建設省東北地方建設局管内の国道全線路に関する、過去10数年間のコンクリ-ト舗装路面の調査資料を入手し、これを分析、整理しデ-タファイルを構築した。また建設省が実施している交通荷重調査資料、コンクリ-ト版の温度変化に関する資料などを入手し、その変動特性を確率論的に分析、整理した。 (2)横目地縁部構造をFEMモデル化し、その数値計算結果に重回帰分析を適用して、実用的な横目地縁部応力式を導いた。 (3)舗装用コンクリ-トの曲げ疲労試験を実施し、その試験結果を確率論的に解析することにより、舗装用コンクリ-トの疲労変動特性を明らかにした。 (4)コンクリ-ト版に、疲労やひびわれが発生するまでの供用寿命のばらつきを評価する、モンテカルロシミュレ-ションシステムを(2)、(3)で得られた成果をもとに構築した。 (5)(1)で作成したデ-タファイルをもとにコンクリ-ト版にひびわれが発生した後のコンクリ-ト舗装の供用寿命を評価する、モンテカルロシミュレ-ションを構築した。これらのシミュレ-ションシステムを用いることにより、コンクリ-ト版の供用寿命の信頼性を解析、予測することが出来る。
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