| 研究課題/領域番号 |
63460173
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
建築構造・材料
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
桂 順治 京都大学, 防災研究所, 教授 (20034340)
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| 研究分担者 |
丸山 敬 京都大学, 防災研究所, 助手 (00190570)
谷池 義人 京都大学, 防災研究所, 助教授 (00111980)
林 泰一 京都大学, 防災研究所, 助手 (10111981)
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| 研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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| 研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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| 配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1990年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1989年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1988年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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| キーワード | 強風 / 風圧計測 / 基準静圧 / 風洞実験 / カルマン渦 / 竜巻 / 被害調査 / 圧力場 / 自動計測 / 多点同時測定 / 傾斜管マノメータ |
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| 研究概要 |
本研究では、京都大学潮岬風力実験所における強風の屋外観測、縮尺模型を用いた屋外実験、防災研究所における風洞実験、竜巻による強風の被害調査等による、強風の性質と、その構造物に対する影響を明らかにした。以下に研究成果をまとめる。
(1)自然風の観測による強風時の気流性状の解明 : 水平2次元的な広がりを持つ観測網による風速変動の測定を行い、乱渦の水平方向の広がりを知ることができた。
(2)縮尺模型による屋外実験 : 圧力変換器、多成分マノメ-タによる圧力の同時計測システムを完成させ、自然風中での構造物周りの風圧分布の形成過程を明らかにした。
(3)自然風中における基準静圧検出装置の開発 : 大気乱流中の静圧の変動を手軽にかつ正確に測定するための基準静圧検出装置の開発を、均等に小穴をあけた無指向性の球殻を用いて行った。現在、2、3の問題点が残っているが、それらの解決を目指して研究を続けている。
(4)風洞実験による構造物周りの流れ場の解明 : 構造物を3次元角柱に単純化し、角柱前方の馬蹄形渦や剥離渦の強さの定性的把握、角柱背後に放出される3次元渦構造の定量的把握をおこなった。また、ドライアイスのミストを用た流れの可視化手法も開発した。
(5)竜巻による強風災害の被害調査 : 竜巻による被害では強風だけではなく、急激な気圧変化や吸い上げの効果も加わり、被害の発生状況が台風に比べてより複雑であることがわかった。これらの機構を解明するにはさらに詳しい研究が必要である。
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