研究課題/領域番号 |
63460176
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築設備・環境工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
村上 周三 東京大学, 生産技術研究所・計測技術開発センター, 教授 (40013180)
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研究分担者 |
持田 灯 東京大学, 生産技術研究所・計測技術開発センター, 助手 (00183658)
加藤 信介 東京大学, 生産技術研究所・第5部, 助教授 (00142240)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
1989年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | ビル風害 / 突風 / 防風対策 / 非定常乱流場 / 多点同時計測 |
研究概要 |
本研究では、ビル風害の原因となる瞬間的突風の3次元的な空間構造を、風洞実験による風速の多点同時計測と乱流の数値シミュレ-ション手法を用いて解析するとともに、その防止対策に関して検討した。 昭和63年度はまず、多点同時計測風速計を用いた風洞内乱流の同時計測・解析システムを開発した。又、本システムにより得られた測定結果とLarge Eddy Simulationによる数値予測結果を比較し、その精度を検討した。 平成1年度はLarge Eddy Simulationによる数値予測結果を基に、強風発生の原因となる建物コ-ナ-部での剥離渦に関して詳細に検討した。又、これと並んで単独建物モデル及び、街区モデルを用いた風洞実験により、最大瞬間風速の分布に及ぼす建物高さ、街路幅の影響について風速のスペクトル、ガスト・ファクタ-、ピ-ク・ファクタ-等の分布を算出し、詳細に検討した。又、樹木の設置による最大風速の低減効果に関して調べ、多くの成果を得た。
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