研究課題/領域番号 |
63470047
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属製錬・金属化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
阿座上 竹四 東北大学, 工学部, 教授 (50006029)
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研究分担者 |
伊藤 聰 東北大学, 工学部, 助手 (70133048)
日野 光久 東北大学, 工学部, 助手 (40005335)
中澤 重厚 東北大学, 工学部, 助教授 (70006055)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1989年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1988年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | 原子吸光 / 活量 / インジウム合金 / ガリウム合金 / アンチモン合金 / 鉛合金 / 金合金 / ビスマス合金 / 原子吸光光度法 / 合金 / 熱力学的性質 |
研究概要 |
非等温等圧セルの透光窓と試料部分の温度をそれぞれ独立に高精度で制御しうる電気炉をいくつか作製し、その特性を確認した。また原子吸光光度法と非等温等圧法の組合せを適用しうる合金系の選定基準を明らかにし、選定に必要となる純元素飽和蒸気の吸光度デ-タを集めた。 非等温等圧法に関わる作業と平行して等温等圧セルを用いる活量測定を実行し、InーSb系(1100K)、GaーSb系(1100K)、SbーPb系(1130K)、PbーAu系(1130K)、BiーPb系(833K)、InーPb系(1110K)、およびGaーPb系(1120K)の各溶融合金について成分活量を全組成域で測定した。結果の一部は次のように学会で口頭発表した: 1.尹・中澤・阿座上、"原子吸光光度法による溶融合金の熱力学的研究(I) ー溶融GaーPb、InーPb系合金の活量ー"大韓金属学会、1989.10.28、 2.尹・中澤・阿座上、"原子吸光光度法による溶融合金の熱力学的研究(II) ー溶融BiーPb、SbーPb系合金の活量"、大韓金属学会、1989.10.28、 3.尹・中澤・阿座上、"原子吸光光度法によるGaーSb系およびInーSb系の活量測定"、 日本金属学会、1990.4.4(予定). また吸光度測定におけるバックグラウンド吸収に関して試験を行い、光源と分光器の間に屈折率の大きな石英ガラスセルを置く場合には焦点位置の移動に関して配慮が必要であることを明らかにし、注目する単原子分子による正味吸光度を求めるために補正板を使用する新しい方法を考案しその有効性を確認した。
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