研究課題/領域番号 |
63470132
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
杉田 収 新潟大学, 医学部・附属病院, 講師 (10092701)
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研究分担者 |
山田 俊幸 新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (50211636)
岡田 正彦 新潟大学, 医学部, 教授 (30018915)
屋形 稔 新潟大学, 医学部, 教授 (20018352)
中山 勝司 新潟大学, 医学部附属病院, 医員
桑名 友美 新潟大学, 医学部附属病院, 医員
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1988年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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キーワード | アルカリホスファタ-ゼアイソザイム / レクチン親和電気泳動法 / 加齢 / 基準値(正常値) / 血清コレステロ-ル / 小児 / 酵素活性 / 尿 / レクチン / 新生児 / 血清酵素 / 高齢者 / 痴呆 / 乳幼児 / アルカリホスファタ-ゼ / 化学検査 / フルクトサミン / グリコヘモグロビン / アルカリホスファターゼ / 血清アミロイドA蛋白 / 血清蛋白分画 |
研究概要 |
1.痴呆患者の血清_<α1>ー酸性糖蛋白(_<α1>ーAG):総_<α1>ーAGの定量値及びミクロ二次元電気泳動のパタ-ン結果は、痴呆患者と健常者の間に有意差を認めなかった。 2.零才から高齢者までの生化学検査項目の正常値(基準値):新生児から80才までの血清化学成分30項目の性別・年齢層別正常値を求めた。3.アルカルホスファタ-ゼ(ALP)の肝型・骨型アイソザイムの加齢変化:レクチン親和電気泳動法による、新生児から80才までの両アイソザイムの性別・年齢層別基準値を求めた。その結果骨型ALPは、生後8ヶ月前後までは上昇するが、その後減少し、男児は4才、女児は2才で最低値になり、その後上昇して男児は13才、女児は9才で最高値に達した。以後男女共減少するが、女性は50才代から再上昇した。 4.血清コレステロ-ル値の加齢方化:血清コレステロ-ル値の正確度を考慮したうえで、それの新生児から80才までの性別・年齢層別基準値を求めた。その結果男性は15ー20才の109ー203mg/dl、女性は20ー25才の133ー215mg/dlの基準値がもっとも低く、上限値が220mg/dlを示す年齢層は、男性20ー25才、女性25ー30才であった。また血清コレステロ-ル値の経年変化については、30才代を基準に比較すると、男性は過去25年間に大きな変動を認めないが、女性の12才前後と50才以上で上昇傾向を認めた。 5.小児血清酵素の基準値:病院外来に受診した新患患者の約1400名から、刊素の9項目について、性別・年齢層別基準値を作成した。健常小児の基準値との比較から、クレアチンキナ-ゼ以外は、両基準値には大きな差異は認められなかった。 6.保育園児尿の化学成分分析:園児約2000人の尿化学成分12項目の各年齢層別基準値を決定した。
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