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加工用並びに子実用とうもろこし収穫機の自動化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63480075
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 農業機械
研究機関北海道大学

研究代表者

南部 悟  北海道大学, 農学部, 教授 (30001407)

研究期間 (年度) 1988 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1989年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードコ-ンハ-ベスタ / コ-ンピッカ / スイ-トコ-ン / デントコ-ン / 脱穂ロ-ル / 剥皮ロ-ル / 子実損失 / とうもろこし収穫 / コーンピッカ / デントコーン / スイートコーン / スナッピングロール / ハスキングロール
研究概要

1.トラクタ直装式1条刈コ-ンピッカの所要動力 空転時動力は、PTO軸220〜550rpmにおいて、2〜8PSであり、コンベや関係に占められている。デント種での負荷動力は、作業速度2〜6km1h において8〜10PSであり、海時処理量が、1.5〜6tonにおいて、脱穂ロ-ルの抵抗は3PS 程度となる。スイ-ト種での負荷動力は、6〜9PSであり、脱穂ロ-ルの抵抗は、毎時処理量が1tonにおいて2〜6PSであった。適用トラクタの大きさは、収納タンク積載量0.7〜1tonに対し、70PSクラスを必要とする。デント種の圃場損失は1%以上であるが、子実損傷は2%以下であった。スイ-ト種では、スナップ板の装着のため、子実損傷はほとんど発生していない。
2.VTR映像による雌穂の挙動 脱穂ロ-ル周速度は、3m/sであるから、茎葉は0.5秒以下で地面へと排出される。雌穂はこの瞬間にもぎ取られる。デント種では、収穫後期において脱穂時の子実損傷が目立つ。この時期では、脱穂とともに苞皮の半分位は茎測に穂柄と残される。剥皮では、0.25秒で軸の半分測が剥け、0.1秒で残り半分が剥ける。穂先供給が比較的能率的に剥ける。
3.剥皮実験 (1)スイ-ト種(ねじれ溝ゴムロ-ル)の所要トルクは、苞皮14〜18枚に0.4〜1.5Kgf.m(40〜150J)を要し、250〜350tpm(0.9〜1.3m/s)が適している。副軸傾角は20度で剥度性能は向上する。(2)デント種(溝付鉄ロ-ルとゴムロ-ルの組合せ)では、苞皮枚数に比例して抵抗も増すが、ロ-ル回転数(300〜450tpm)と苞皮水分には関係がなかった。剥皮抵抗は、スイ-ト種の1/3であった。
4.収穫機自動化の検討 当研究室で開発したトラクタ作業モニタの装備によって、作業速度、刈高さ、うね合せ、ホッパ警告等の表示が可能となり、収穫後の地上残茎に対しても計測上の問題は見られなかった。

報告書

(4件)
  • 1990 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1989 実績報告書
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 南部 悟,端 俊一,高井 宗宏: "とうもろこしの剥皮抵抗に関する研究" 農業機械学会誌. (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 丁沢学・南部 悟ほか: "コ-ンピッカの性能に関する調査" 農業機械学会 北海道支部会報. 29. 76-81 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Nambu, S., Hata, S., Takai, M.: "Research of Husking Resistance for Corn" J. of J. S, of Agr. Mach.(1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ding, Z., Nambu, S., Konno, S., Wakazawa: "Field Performance of Corn Pickers" J. of Hok. Br. of J S A M. Vol. 29. 76-81 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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