研究課題/領域番号 |
63480080
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
畜産学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
田中 克英 (1989) 岐阜大学, 農学部, 教授 (20021678)
上吉 道治 (1988) 岐阜大学, 農学部, 助教授 (00021709)
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研究分担者 |
川島 光夫 岐阜大学, 農学部, 助手 (10177686)
上吉 道治 岐阜大学, 農学部, 助教授 (00021709)
田中 克英 岐阜大学, 農学部, 教授 (20021678)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1989年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | ニワトリ / エストラジオ-ル / 黄体形成ホルモン / プロジェステロン / 排卵 / 卵胞発育 / 卵核胞 / ブラズシノ-ゲン・アクチベ-タ / プラズミノ-ゲン・アクチベ-タ- / LH / プラズミノーゲンアクチベーター / 排卵周期 / 顆粒層細胞 / 莢膜細胞 |
研究概要 |
1.ニワトリの顆粒層細胞において、エストラジオ-ルと卵胞刺激ホルモン(FSH)はそれぞれ単独てはプロジェステロン生産にほとんど影響を与えないが、黄体形成ホルモン(LH)によるプロジェステロン生産をFSHが増強し、又エストラジオ-ルとFSHが共に顆粒層細胞のLHに対する反応性を高めることが明らかとなった。 2.ニワトリの顆粒層細胞において、エピネフィリンは単独ではプロジェステロンの生産を刺激しないが、LHによるプロジェステロン生産をエピスフィリンが高め、しかもその作用はα-アドレナリン受容体を介して発現すると推察された。 3.ニワトリにおいては、顆粒層細胞におけるプラズミン・プラズミノ-ゲンアクチベ-タ-系が排卵の誘起に関与する可能性低く、むしろ卵胞発育に関与しているのではないかと推察され、又、エストロジェンが卵胞発育ち関与するとしてもエストロジェンが直接卵胞発育に関与する可能性は低いものと推察された。 4.ニワトリの顆粒層細胞がインヒビン様物質を分泌し、しかもその分泌は小さい卵胞より大きい卵胞の方が多いことが明らかとなった。 5.ニワトリにおいて、LHにより卵核胞の崩壊が誘起されることは明らかであるが、LHにより生産が刺激されるプロジェステロンが卵核胞の崩壊に関与する可能性は低いものと推察された。
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