研究課題/領域番号 |
63480147
|
研究種目 |
一般研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験病理学
|
研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
池原 進 関西医科大学, 医学部, 教授 (90108986)
|
研究分担者 |
緒方 肇 関西医科大学, 医学部, 助手 (50169174)
比舎 弘子 関西医科大学, 医学部, 助手 (90151422)
土岐 純子 関西医科大学, 医学部, 助手 (40077681)
長田 憲和 関西医科大学, 医学部, 講師 (40155940)
稲葉 宗夫 関西医科大学, 医学部, 講師 (70115947)
安水 良知 関西医科大学, 医学部, 講師 (00142753)
|
研究期間 (年度) |
1988 – 1990
|
研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
|
配分額 *注記 |
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1990年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1988年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
|
キーワード | 造血幹細胞 / 自己免疫疾患 / 骨髄移植 / 免疫学的寛容 / マウス / Stromal cell / 骨移植 / Natural Suppressar Cell / 胸腺リンパ腫 / 血小板減少性紫斑病 / 白血病 |
研究概要 |
1.自己免疫自然発症マウスの病気発症前の造血幹細胞を精製し、正常マウスに移植することにより、全身性自己免疫疾患のみならず、臓器特異的自己免疫疾患をtransferすることに成功した(Proc.NAtl.Acad.Sci.87:8341ー8344,1990)。すなわち、 1)NODマウスにおけるラ氏島炎とインスリン依存性糖尿病(IDDM)を正常なC3H/HeNマウスにtransferできること、 2)(NZWzBXSB)F1マウスにおける免疫血小板減少性紫斑病(ITP)とル-プス腎炎を正常のC3H/HeN、C567BL/6Jマウスにtransferできること、 以上の事実を実証した。 2.Cycling phaseの造血幹細胞が腫瘍細胞の増殖をも抑制し(Cancer res.50:2582ー2586,1990)、モンキ-やヒトにも同様の細胞が存在することを見いだした。 3.自己免疫疾自然発症マウス(MRL/lpr)からautoーreactive clonesを樹立した(lmmunobiology 181:367ー378,1990)。 4.胸腺のLyー1B細胞がMlsのtoleranceの誘導に重要な役割を果たしいてることを見いだした(J.Exp.Med.171:321ー326,1990)。
|