研究課題/領域番号 |
63480407
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
山本 綾子 昭和大学, 歯学部, 助教授 (20085773)
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研究分担者 |
後藤 延一 昭和大学, 歯学部, 教授 (10077175)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
1989年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1988年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | Bacteroides gingivalis / コラゲナ-ゼ / コラ-ゲン / 歯周疾患 / 口腔内細菌 / アガロ-ス / 遺伝子のクロ-ニング / 最近コラゲナーゼ / 遺伝子 |
研究概要 |
コラゲナ-ゼ(以下Case)産生菌からCaseをコ-ドする遺伝子をクロ-ニングする目的で実験を行なった。まずCase産生菌を容易に検出する方法としてコラ-ゲン平板培養法を検討した。Caseの基質であるコラ-ゲンは熱などによって変性し易い蛋白質で、変性するとCase以外のプロテア-ゼによっても水解されるようになる。基質の分解を指標として平板培地上でCase活性を特異的に検出するには、未変性の無菌コラ-ゲンを培地に加える必要がある。コラ-ゲンを変性させないように滅菌・添加する方法を検討した結果、滅菌法としては、凍結乾燥した未変性コラ-ゲンう電子レンジで5分間処理する方法が有効で、この滅菌コラ-ゲンを36℃に冷ました低融点がロ-ス添加ハ-トンフュ-ジョン培地に加えて平板に固めると、コラ-ゲンはほとんど変性しなかった。この平板を用いてBacteroides8 菌種・42株、Capnocytophage2菌種・2株、Actinomyces4菌種・6株、Corynebacterium matruchotii1株およびRothia dentocarisa2株、計8菌種・53株のCase活性を調べたところ、24株のB.gingivalisにだけCase活性がみられた。これらのCase陽性株についてプラスミドの有無を調べたが、保有株はなかった。このことからこれらの菌株のCase遺伝子は染色体上にあると推定し、染色体DNAからCase遺伝子をクロ-ニングすることにした。B.gingivalis NG2028株の染色体DNAをSau3AIで部分消化し、4-9kbの大木さの断片を抽出してプラスミドpUC13のBamHI切断サイトに結合され、それをE.coliJM103株にtransfectこせた。これまで、組み換え体2507株について、Case活性だけでなく、ゼラチン液化能、スキムミルク分解能、トリプシン様酵素活性、Glycylprolyl protease活性等のプロテア-ゼ活性、カナマイシン耐性および黒い色色素産生能を調べたが、これらの活性を表現しているクロ-ンは得られなかった。
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