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ヒト培養線維芽細胞のコラ-ゲン代謝に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63480423
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

末田 武  鹿児島大学, 歯学部, 教授 (30013890)

研究分担者 田方 義弘  鹿児島大学, 歯学部附属病院, 助手 (80206903)
松永 信  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (70157337)
竹内 敏郎  鹿児島大学, 歯学部附属病院, 助手 (80179613)
研究期間 (年度) 1988 – 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1988年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
キーワードヒト炎症歯肉線維芽細胞 / ヒト正常歯肉線維芽細胞 / ヒト歯根膜線維芽細胞 / LPS / コラ-ゲン産生能 / プロリンの取り込み量 / 歯肉線維芽細胞 / Bacteroides gingivalis / Bacteroides intermedius
研究概要

ヒト正常歯肉より線維芽細胞の培養およびB.gingivalisとB.intermediusよりのLPSの分離精製について昨年度行ってあった。本年度はヒト炎症歯肉より線維芽細胞の分離培養、ヒト歯根膜線維芽細胞の分離培養を行った。これら3種類の線維芽細胞を研究に用いた。B.gingivalis、B.intermediusよりLPSよび市販のE.ColiのLPSを直接培養線維芽細胞に作用させた健康なヒトより分離した単球にLPSを作用させ、その培養上清を培養線維芽細胞に作用させた。LPSあるいは単球の培養上清を線維芽細胞に作用させたときに、線維芽細胞の培養液中にb-アミノプロピオニトリルフマロ塩酸とトルチウムでラベルしたL-プロリンを加えた。線維芽細胞を48時間培養した後、プロリンの蛋白への取り込み量、コラ-ゲン合成能を調べた。
3種類の細菌からのLPSを加えることにより3種の線維芽細胞のプロリンの蛋白への取り込みは抑制された。3種の細菌からのLPSで刺激した単球の培養上清を加えた場合、3種の線維芽細胞のプロリンの蛋白への取り込みは抑制された。3種の線維芽細胞のうち、歯根膜由来の線維芽細胞がプロリンの蛋白への取り込み量が最も少なかった。3種の細菌からのLPSを加えることにより3種の線維芽細胞のコラ-ゲン産生能は抑制された。3種の細菌からのLPSで刺激した単球の培養上清を加えた場合、3種の線維芽細胞のコラ-ゲン産生能は抑制された。蛋白合成能に対するコラ-ゲン産生能の割合を調べた場合、LPSを直接線維芽細胞に作用させてもその影響はみられなかったが、LPSで刺激した単球の培養上清を加えた場合には小さくなっていた。線維芽細胞の中では歯根膜由来の線維芽細胞の蛋白合成能に対するコラ-ゲン産生能の割合が一番高かった。

報告書

(3件)
  • 1989 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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