• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

臨床的下顎運動診断法の高速処理システム

研究課題

研究課題/領域番号 63480428
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

長谷川 成男  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (70014074)

研究分担者 栗山 実  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (90134725)
真柳 昭紘  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (90014167)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
キーワード下顎運動測定装置 / 下顎運動診断法 / セルスポットシステム
研究概要

下顎運動の記録、診査を必要とする顎機能異常者は近年増加の傾向にある。そこで、過去20数年にわたる教室の下顎運動研究の成果を日々の臨床に生かすべく、患者に苦痛なく容易に適用でき、かつ臨床に必要とされるに十分な精度を備えた下顎運動の解析、診断装置として昭和60年度科学研究費補助金で光電センサを内蔵したセルスポットカメラと赤外発光ダイオード応用の下顎運動測定装置の処理システムを開発した。
しかし多数例の患者データの採取、ディスクへのファイル収集処理、ソフトウェアを介したデータ処理など処理能力が計測装置自体より劣るため十分な活用が出来なかった。そこで現有の処理システムより高速で、記憶容量の大きい処理能力の高いCPUシステムを導入し、臨床応用に対応できる高速で新しい高速処理システムを開発することを本研究の目的としている。そこで、DESKTOP GENERATION-MODEL-N10(日本データゼネラル社製)を導入して、CPU容量を512KBとし、micro-ECLIPSE,intel-8086-2のデュアル・プロセッサ・システムにより高速演算処理と個別プログラムの並行処理を可能とし、データ処理時間の大幅な短縮、高速化を計った。また、記憶容量38MBのハードディスク・モジュールとして、ディスク装置(記憶容量38MB、平均アクセスタイム71.3msec以下)と記憶容量737KB×2台のディスケット・モジュールとして、ディスケット装置(記憶容量737KB×2台、平均アクセスタイム94msec)を導入し、データ収集、収納時間の大幅な短縮とデータ記憶容量の拡大を測り、下顎運動測定装置の臨床応用を容易にし、多数例の患者のデータ収集、収納を可能にした。これらのことによって、短時間の内にデータの収集、収納ができ、分析処理時間も大幅に短縮でき、高速処理化されたデータの出力結果の分析、解析を行い、臨床診断に役立てることができた。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi