研究課題/領域番号 |
63510067
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
心理学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
能見 義博 青山学院大学, 文学部, 教授 (70082584)
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研究分担者 |
杉山 憲司 東洋大学, 文学部, 教授 (00082636)
米澤 俊治 青山学院大学, 文学部, 教授 (10084237)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1990年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1989年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1988年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 観察学習 / 向社会的行動 / 愛他行動 / 視点 / セルフエフィカシ- / 結果予期 / 共感 / 自己効力 / 効力感 |
研究概要 |
本研究の目的は向社会的行動の観察学習におよぼす視点操作の効果について検討することである。そのために以下の2実験を行った。 実験1. 目的:愛他行動の観察学習に及ぼす共感視点、愛他行動視点、認知視点の検討。 被験者:小学校4年生151名。 手続:以下の5条件下で愛他行動の観察学習を行った。実験条件は共感視点条件、愛他行動視点条件、認知視点条件、統制条件として無視点条件、非観察条件である。観察学習後に愛他行動、共感性などの効果テストを行った。 結果:愛他行動の観察学習には自己効力、責任の認知、行動スキル、対人スキル、共感性、罰予期などが関係する。 実験2. 目的:愛他行動の観察学習に及ぼす視点操作及びセルフエフィカシ-、結果予期の効果の検討。 被験者:小学校4年生155名。 手続:以下の4条件下で愛他行動の観察学習を行った。実験条件は困窮視点条件、結果予期視点条件、愛他行動視点条件及び非観察統制条件である。観察学習の後に愛他行動、共感、賞・罰予期、セルフエフィカシ-のテストを行った。 結果:愛他行動視点条件と結果予期視点条件は有意な学習効果を示した。セルフエフィカシ-、賞予期、罰予期が愛他行動と関係があった。
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