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単身赴任者の家族・親族・近隣・友人・職場関係の変化ストレスと再適応に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63510108
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関名古屋音楽大学

研究代表者

岡元 行雄  名古屋音楽大学, 音楽学部, 助教授 (90177098)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1988年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード単身赴任 / 離島単身赴任 / 教員の単身赴任 / 公務員の単身赴任 / 家族のストレス / 転勤と家族 / 小笠原への赴任 / 沖縄への赴任
研究概要

単身赴任者実態調査を実施した。調査地域は東京都小笠原村の父島、母島と沖縄県の本島、宮古島、石垣島、竹島、黒島、西表島、小浜島、与那国島、波照間島。調査期間は、小笠原村は昭和63年9月28日から10月11日、沖縄は平成元年2月20日から3月8日。調査対象は小・中・高の教員および、その他の公務員で、単身赴任者家族である。なお小笠原村にある役所は、国の総合事務所、自衛隊、気象庁、宇宙事業団、東京都の支庁、保健所、高校、研究所、小笠原村の小学校、中学校、村役場など。またNTT、東京電力なども事務所をおいている。単身赴任者本人には現地で直接面接をおこない、家族には郵送法で調査を実施した。小笠原村では単身赴任者本人に面接調査を実施できたものは合計32名である。年齢分布は20代が9%、30代が7%、40代が50%、50代が18%であった。妻と子供の住所はほとんどが首都圏に集中している。職種は管理職が37%、一般事務職が33%、専門・技術職や研究職が33%。単身赴任の理由は複数回答でみると、『子供の進学、教育』が32%、『妻も仕事』が16%。単身赴任を過去に経験した人は大変少なく、『今回はじめて』が84%。また単身赴任期間も短く、3年以内が大半。単身赴任を決定するに際してどれくらい迷われたかという問に対しては『迷うどころか、当然のこととして単身赴任した』とするものが、44%『少しは迷ったが、悩むほどでは』が34%となっている。経済面では、『少し苦しく』が34%、『大変』が34%で『大変苦しく』は13%と少数派である。妻の職業は、主婦専業が52%、『パート、フルタイムの仕事』が48%である。ストレスは『あまり感じない、全く感じない』が64%、『ある程度』が31%で、『強く感じる』は3%に過ぎない。沖縄調査は集計が完了していないが、小笠原とは大変異なる結果が出ている。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 岡元行雄: 名古屋音楽大学紀要. (1990)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 岡元行雄: 家族研究年報. (1990)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 大塩俊介、岡元行雄: "単身赴任と家族" 培風館, 650 (1990)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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