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北海道南部のアイヌ語の語彙表現法の調査ーー主として散文と韻文(歌謡)における異同を中心としてーー

研究課題

研究課題/領域番号 63510276
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関早稲田大学

研究代表者

田村 すず子  早稲田大学, 語学教育研究所, 教授 (50063590)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード織田ステノ / 葛野辰次郎 / 上田トシ / 黒川セツ / 小川シゲ / 青木愛子 / 沢井トメ
研究概要

1.音声資料の録音・録画
昭和63年8月・平成元年2月に次の諸地域で録音・録画を行った。
北海道沙流郡平取町において、同町旭在住の上田トシ氏(女)から昔話と歌謡、同町二風谷在住の青木愛子氏(女)から歌謡、同町貫気別在住の小川シゲ氏(女)から昔話と神謡、同じく同町貫気別在住の黒川セツ氏(女)から口競べを採録した。
北海道静内郡静内町において、同町豊畑在住の織田ステノ氏(女)からユーカラ(英雄叙事詩)を、同町春立在住の葛野辰次郎氏(男)から子守歌等を採録した。
北海道中川郡本別町において、同町下仙美里在住の沢井トメ氏(女)から歌謡を採録した。
また、アイヌ語映像資料作成のために、昔話や口頭伝承に語られている地域や風物、村落、家屋などの録画も行った。
2.資料の整理・分析
a.これまでに収集した資料について、テープの聴き取り、意味解釈など、整理・分析の作業を行った。昭和63年8月・平成元年2月に上記のインフォーマントらに疑問点・不明点の質問調査を行い、『アイヌ語音声資料6』を仕上げた(印刷中)。続刊の準備も進めている。
b.昨年度までに、これまで出版した『アイヌ語音声資料1』『同2』『同3』『同4』のテキストを、パーソナルコンピュータにページ番号・行番号を付して入力してあったが、それに『同5』を加えた。そして、印刷中の『同6』も加えて、『同4』『同5』『同6』の索引を作成する準備をした。さらに、アイヌ語沙流下流方言の用例付辞書作成の準備として、田村がこれまでに収集整理した資料のコンピュータ入力を行った。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 田村すず子: 三省堂言語学大辞典上. 7-94 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 田村すず子: "アイヌ語音声資料5" 早稲田大学語学教育研究所, 111 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 田村すず子: "アイヌ語音声資料6" 早稲田大学語学教育研究所, 100 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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