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国際私法についてのマイコンによる自学自習システムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 63520021
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 民事法学
研究機関立命館大学

研究代表者

岩崎 一生  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (40127882)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1988年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードマイコン / 人工知能 / エキスパート・システム / 国際私法 / 自学自習システム / 学習方法 / コンピュータ
研究概要

1.自学自習システム構築のための人工知能ソフトの選定。本研究は、マイコン用人工知能ソフト(エキスパート・システム)を使用して、国際私法の自学自習システムを構築するものであるから、まず多数市販されているマイコン用人工知能ソフトの技術資料や実演を参考にして比較検討を行い、学習システム構築に適するソフトの候補を「創玄」と「ハイパーブレイン」に絞り、両者を使用して、代理の準拠法の決定につき、簡単な自学自習システムを構築してみるという実験を実施した。この結果、自学自習システムの構築には、「創玄」の方が操作が簡単であり適しているとの結論をえた。
2.「創玄」を使用しての試行用システムの試作。次に、「創玄」を使用して、国際的裁判管轄の決定を対象として、自学自習システムを構築し、試作したシステムを繰返し試用してみることにより、逐次改良を重ねた結果、実用に耐えうると評価できる自学自習システムを構築することができた。今回の試作と試用により、今後「創玄」を使用して、国際私法の全分野につき自学自習システムを構築できるとの確実な見通しを得ることができた。
3.試作した自学自習システムの試用による評価。本年度は多数の学習者の試用に供することはできず、少数の試用者にとどまったが、この試作した自学自習システムの使用により、どのような論理過程を経て国際的裁判管轄の有無が決定されるのかを、各段階を一つ一つ追いながら理解して行くとともに、自己の推論や考え方がどの点において間違っていたかを明確に把握することが可能になり、従来の講義の聴講や読書による学習方法に比して、利用者の学習能率の向上と理解程度の深化が期待できるとの確信を得た。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 岩崎一生: 立命館国際研究. 2. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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