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不定方程式の解の研究

研究課題

研究課題/領域番号 63540043
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

野村 泰敏  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (20029630)

研究分担者 小池 敏司  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (60161832)
松山 廣  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (80028266)
矢吹 治一  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (40027371)
板垣 芳雄  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (30006431)
柳原 弘志  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (00033803)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1988年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードディオファントス方程式 / 不定方程式 / 合同数 / 楕円曲線
研究概要

1.完全平方有理数にに加えても引いても完全平方数となるような自然数aを合同数という。aが合同数になるための条件は不定方程式x^4-ay^4=Z^2が整数解をもつことであるが、aが素数または素数の積となる場合はこの方程式は、Ax^4+By^4=CZ^2の形の別の方程式に帰着される。本研究では、この後の形の方程式の可解性とその具体的な最小解をコンピューターで探索することを目標とした。
2.研究代表者はこれまでに素数pに対して
4x^4-y^4=pz^2, x^4-4y^4=pz^2, px^4-4y^4=z^2, px^4-y^4=2z^2の解について考察したが、今回は相異なる奇素数p,q対する不定方程式 q^2x^4+y^4=2pz^2の解について考究し次の結果を得た。
上の方程式は次の場合に非自明な整数解をもたない。
-p〓q〓3mod8, pq<1000に対してはJ.Lagrangeが上の方程式をみたす最小の(x,y,z)を完全に計算している。筆者は奇素数p,qの考えられる凡ゆる組合わせについて上記Lagrangeの表を拡大する表をコンピュータを用いて計算した。
3.以上の結果は兵庫教育大の近日中に公刊される研究紀要に掲載される。目下印刷中である。
4.上の非存在の結果は与えられた方程式のpをg^2+4h^2の形に表わして方程式を2次のみを介入する別の条件式に書直すことにより得られた。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 野村泰敏: 兵庫教育大学研究紀要. 7. 5-27 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 野村泰敏: 兵庫教育大学紀要. 8. 1-21 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 野村泰敏: 兵庫教育大学紀要. 9.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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