研究概要 |
システム理論の数学的研究において、研究代表者は、産業ロボットのフィードバック安定化可能性に関連し、4階の双曲型偏微分方程式 U_<tt>(x,t)+2δU_<txxx>(x,t)+αUxxx(x,t)=g(x)f(t),0<x<1 を初期一境界条件 U(x,0)=a(x),U_y(x,a)=b(x)(o<x<1) U(0,t)=U_x(0,t)=U_<xx>(1,t)=Uxxx(1,t)+kUxxx(1,t)=0,t>0の下で、考察し、解を固有関数展開により求めた。その結果は、 Saitama Mathematical Journalに、投稿する予定で、準備している。上記の固有関数展開に関しては、その方法を用いた結果は、 辻岡邦夫「微分方程式」、朝倉書店(4月刊行予定)の第8章にある。上記研究の概要は、証明抜きで、数理解析研究所の研究集会において 「ロボット制御の微分方程式の固有値問題」なる講演で述べた。その結果は同研究所の講究録に掲載され、刊行の予定である。 研究分担者、奥村は Masafumi Okumura and Hiroshi Takahasi Non-immersibility of a space form as a totally umblecal hyser surface,Proceedings of the Royal Society of Edinburgh,109A,17〜21.1968において、システム理論の数学的研究の微分幾何学的側面について、研究発表した。
|