研究課題/領域番号 |
63540148
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
数学一般
|
研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
石川 明彦 岩手大学, 人文社会科学部, 助教授 (00084377)
|
研究分担者 |
三浦 康秀 岩手大学, 人文社会科学部, 助教授 (20091647)
島野 岳 岩手大学, 人文社会科学部, 助教授 (60004454)
石川 洋一郎 岩手大学, 人文社会科学部, 助教授 (80004000)
|
研究期間 (年度) |
1988
|
研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
|
配分額 *注記 |
700千円 (直接経費: 700千円)
1988年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
|
キーワード | 待ち行列 / 平衡方程式 |
研究概要 |
この一年間、待ち行列理論における平衡方程式系を分担者と協同で、多方面から眺め、新しい統一的解析方法を検当してきました。検当対象となった平衡方程式系は、他の分野で遭遇する方程式系とは少々異なり、系固有の境界条件、初期条件を持ち、更に「平衡解」と言う独特な仮定を保持しており、他の分野からのアプローチは、大変困難なようでした。結果的には、これまでに解決されている系の「系固有の解法」の引力がとても強く感じられ、その解法から抜け出すことが出来ませんでした。したがって、代表者も分担者も、発表論文として研究成果をまとめることまで到達出来ませんでした。しかしながらこの一年間、代表者は勿論のこと、研究分担者もそれぞれの分野の研究集会に参加し、研鑽を重ね、有意義な研究活動が出来ました。そしてただ1つ芽ばえた実績は、平衡方程式構成の段階における分担者からの新しい解釈を提示されたことです。この新しい見地を待ち行列の分野でどう表現し、どう成長させていくか、これからの問題です。
|