研究課題/領域番号 |
63540170
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
数学一般
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
脇本 和昌 岡山大学, 教養部, 教授 (90033159)
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研究分担者 |
池畑 秀一 岡山大学, 教養部, 助教授 (20116429)
石川 洋文 岡山大学, 教養部, 助教授 (00108101)
中島 惇 岡山大学, 教養部, 教授 (30032824)
野田 隆三郎 岡山大学, 教養部, 教授 (70029726)
堤 陽 岡山大学, 教養部, 教授 (30029631)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 統計グラフ / 多変量解析 / プロット / 統計解析 / グラフ表現 |
研究概要 |
グラフ表現は、統計データを視覚化することにより、直観的把握を容易にするという観点から従来は主として、単変量に限って使用されてきた。近年になって、多変量のグラフ表現が数多く提案され、数理統計解析と相まって、工学、経済学、医学、心理学など幅広い分野に応用されている。しかし、それらのグラフ手法が、応用されるときに次に示すような2つの研究課題がある。 1.表現されたグラフの信頼性 2.数理統計解析との関連性 この研究では、以上2つの研究課題に取組み、次の3つの観点を明らかにした。 (1) 現在用いられているグラフ表現法を網羅し、応用的見地から分類をおこなった。 (2) P-Pプロット、Q-Qプロットなど表現されたグラフにおいて、単なる記述に加えて確率の概念を持ち込んで信頼性を検討した。具体的にはP-Pプロット、Q-Qプロット図の中に、95%、99%の信頼曲線を作成した。 (3) 回帰分析、判別分析など従来から用いられている数理解析を同じ目的のために考えられたグラフ解析との関連性を検討した。具体的には、回帰分析や判別分析において、グラフ解析の信頼度と数理解析の信頼度を比較して、グラフ解析の効用を明らかにした。
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