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セリウム及びイッテルビウムを含む金属間化合物の単結晶育成

研究課題

研究課題/領域番号 63540246
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 固体物性
研究機関名古屋大学

研究代表者

阿部 久  名古屋大学, 教養部, 教授 (60022597)

研究分担者 佐藤 憲昭  名古屋大学, 教養部, 助手 (30170773)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1988年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードセリウム化合物 / イッテルビウム化合物
研究概要

本研究の目的は、セリウム及びイッテルビウムを含む金属間化合物の単結晶を育成することである。このために、セントア社製のトリ・アーク炉を購入した。
まず初めにテストとして、ニッケル等の融点が千数百度(℃)程度の物質の融解を試みた。これは、本研究の目的とする上記物質の融点が同程度のものであることによる。このテストにおいては、安定に、また容易に融かす事ができた。さらに、目的物質の一つである、セリウムー金系の化合物の合成を試みた結果、予想通りの化合物が得られた。
本科研費で購入したトリ・アーク炉は、そのままでは、単結晶炉としては使用できないため、単結晶引き上げ装置の製作から始めた。回転機構と、上下方向の運動を同時に、かつ精度よく行うため、卓上ボール盤を購入した。回転速度を比較的低速で(〜10rpm)行うため、モーターをトルク・モーターに取り換え、また上下方向の運動に関しては速度コントロールのできるレバーシブルモーターを用いた。これらの結果、回転及び上下方向運動のいづれに対しても、速度が広範囲に可変で、しかも、安定して行えるようになった。
現在、上記単結晶育成用に改変されたトリ・アーク炉を用いて、単結晶化(セリウムー金系等)を試みている。今後、さらに条件を変え、より良質の単結晶を得ることを目標にしている。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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