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分子内電解酸化カップリング反応を用いた生理活性天然物の高選択的合成

研究課題

研究課題/領域番号 63540431
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 天然物有機化学
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

志津里 芳一  慶応義塾大学, 理工学部, 助教授 (90135294)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1988年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードフェノール / 電解酸化 / 生理活性 / 天然物 / 全合成 / セスキテルペン
研究概要

フェノール誘導体(6、7)を出発物質として側鎖にオレフィンを有するフェノール(1〜4)を短段階で合成した。フェノール(1および4)を無水酢酸中で電解酸化反応を行なったところ、中間に生じたフェノキシカチオンと側鎖のオレフィンとの間で分子内環化反応がおこり、一段階かつ立体選択的にトリシクロ骨格(8および16、17)、スピロ化合物(9および18、19)を合成することに成功した。これらの化合物からは容易にトリキナン型およびアコラン型セスキテルペンを合成できるものと思われる。一方フェノール(2)からはトリシクロ骨格(11、12)のみが、フェノール(3)からは異なるスピロ化合物(13、14)のみが得られることを見出した。このようにオレフィンの置換基の差により異なる3種の骨格を一段階、かつ立体選択に合成できたことは大変興味深いものと考えられる。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 志津里芳一,大久保満,山村庄亮: Chemistry Letters. 113-116 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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