研究課題/領域番号 |
63550134
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
宇佐美 勝 三重大学, 工学部, 助教授 (10106974)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1989年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1988年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 希薄気体 / 直接シミュレ-ション / モンテカルロシミュレ-ション / ベクトル処理 / 並列処理 / ニュ-ラルネットワ-ク / 自動プログラミング / 直接シミュレ-ションモンテカルロ法 / DSMC法 / ニュ-ラルネット / ホップフィ-ルド / 直接シミュレーション / モンテカルロ法 / エキスパートシステム / 中間流領域 |
研究概要 |
直接シミュレ-ションモンテカルロ法エキスパ-トシステムに関連して、以下の研究成果が得られた。 ベクトル計算機のための高加速率プログラムを開発した。ベクトル化が困難とされているBird法に関し、分子移動ル-チン、分子所属セル算出ル-チン、分子番号再配列ル-チンおよび分子間衝突ル-チンのいずれにおいても、加速率を大幅に改善したプログラミング手法を開発した。 平均衝突時間に対する時間スケ-ル比が非常に大きな現象を解析するための"時間重み"の導入を行った。計算過程に「時間重み」の概念を導入し、時間スケ-ルが平均衝突時間より数桁大きい現象もDSMC法を用いて解析可能であることを示した。 計算領域自動セル分割に関するニュ-ラルネットを利用したソフトウェアを開発した。ホップフィ-ルド型ニュ-ラルネットを用いて二重セル構造によるDSMC法の空間分割を試み、いくつかの流れ場に適用して満足のいく結果を得た。 並列計算用に作製されたトランスピュ-タを用いて、DSMC法並列計算システムのソフトウェア開発を行った。計算領域の境界自動調整(トランスピュ-タの計算負荷調整)を行うことにより、加速率に関しては、2台で1.95、3台で2.85、4台で3.70の高速化を達成した。 計算領域を、直線境界と円弧境界から成るサブ空間に分割し、それぞれの領域での分子移動を、あらかじめ所有するサブル-チン群から処理プログラムを抜き出して加工結合し、それをまとめて全領域での分子移動プログラムを自動コ-ディングするソフトウェアを現在開発中である。
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