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軽構造船の主機剛性を考慮した振動応答推定法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 63550324
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 船舶構造・建造
研究機関九州大学

研究代表者

大高 勝夫  九州大学, 工学部, 教授 (80194182)

研究分担者 前田 正広  九州大学, 工学部, 助手 (70173713)
安澤 幸隆  九州大学, 工学部, 助教授 (10191123)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1988年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード船体振動 / 主機剛性 / 内部モーメント / 振動応答
研究概要

1.船体及び主機をテイモシエンコはりで近似し、二重底やマウントの剛性をウインクラ型のばねで近似したモデルについて計算及び実験を行い、次の結果を得た。
(1)主機の剛性を考慮したときは、主機の内部モーメントが振動応答に及ぼす影響は無視できず、これは主機の起振力を1個の不平衡力とモーメントに置換える従来の計算法では推定できない。
(2)不平衡モーメントのない着火順序に対して概略の応答を与える計算法を作成した。
2.DW10000トンの貨物船を対象に、機関及び主機を板構造、それ以外の船体をテイモシエンコはりとして有限要素法による計算を行い、次の結果を得た。
(1)前記1.で述べたテイモシエンコはりの計算は、本詳細計算と定性的に一致し、簡便法として役立つことがわかった。
(2)実際の機関位置と着火順序の場合、内部モーメントによる振動応答は不平衡モーメントによる応答と同程度になる場合がある。
3.今後、上記の理論を発展させて、前記2.で述べたモデルの場合について、主機剛性の変化や支持マウント剛性の変化の影響を調べ、最適な設計法を作成する。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 大高勝夫、安澤幸隆、前田正広: 西部造船会会報. 78. (1990)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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