研究課題/領域番号 |
63550339
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木構造
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
堀川 浩甫 大阪大学, 溶接工学研究所, 教授 (40087250)
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研究分担者 |
松井 繁朋 川崎重工業(株), 技術研究所, 研究室長
大倉 一郎 大阪大学, 工学部, 助手 (10127194)
鈴木 博之 大阪大学, 溶接工学研究所, 助手 (20135750)
ISHIMOTO Kenji JAPAN STEEL TOWER CO. LTD., ENGINEER
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | ロボット / 鋼橋 / 工場製作 / ア-ク溶接 / 生産システム / 生産管理 / 細部設計 / 橋梁製作 / 溶接 / 詳細設計 |
研究概要 |
公共性を有する構造物として高品質、高精度が要求される鋼橋の製作は、これまで優れた技能と豊富な経験を有する熟練工によって支えられてきた。しかし、高学歴化と三次産業への労働人口の傾斜が進む今日、熟練技能工の確保と育成にはおのずと限度がある。 そこで、本研究では、鋼橋の製作ラインにロボットを導入することによって熟練技能工の不足に対処し、過去に蓄積した豊富な製作技術を維持し、鋼橋の品質と精度を維持、向上させるための基礎的検討を行った。 研究の成果を要約すれば次の通りである。 1.橋梁製作に導入される候補となるロボットに関する資料を収集、タイプ別に比較を行い、以下の検討の基礎資料とした。 2.橋梁の製作ラインの現状を調査し、現状の橋梁製作ラインに導入されるべきロボットの保持すべき基本性能を仕様の形で取纏めた。 3.ロボットの性能調査をベ-スにロボットの導入に不適当な細部構造を明らかにし、改良提案を行なった。 4.ロボットの導入がもっとも進んでいると言われている自動車産業の現状を調査し、ロット生産システムの採用が不可欠であることの認識を得て、今後あるべき橋梁製作工場についての一つの試案を提示した。 5.生産システムの高度化の一つの試みとして、リアルタイム工程管理にPOSで使用されているバ-コ-ドを取入れることを考察した。
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