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Ssを用いた砂の三主応力状態における変形の予測

研究課題

研究課題/領域番号 63550365
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 基礎・土質工学
研究機関八戸工業大学

研究代表者

諸戸 靖史  八戸工業大学, 工学部, 教授 (00105545)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1988年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード砂 / せん断変形 / ダイレイタンシ / 三主応力状態 / 状態量 / 構成式
研究概要

1.一般の3次元主応力状態におけるSsの表現式を導き、式中の係数αの値を評価し、ほとんどα=1であることを示した。
2.Ssを用いたFlow ruleの設定を行ない摩擦法則を整理した。この式から、体積ひずみυを求める式を求めた。
3.次に実際の砂についての実験値を用い、(1)Ssは供試体の異方性にはほとんど影響されずにγoctと関係づけられることが判明した。(2)Ssとγoctの関係の傾きm(係数)が体積ひずみを予測する場合に重要なパラメタになることも判明した。
4.全搬的にみて、与えられたLodeのパラメタμに対して変形初期から最大圧縮点までは係数mの一定性が良い。最大圧縮点以後の変形領域においてμが-1寄りの場合にはmを増大させてやらないと体積変形をフォローできないがμが+1に近づくにつれてmの一定性がかなり良い。
5.mはμに関して若干の変動があり、μ=-1の場合のmの方がμ=+1の場合のmの値よりも大きな値をとる。
6.αはほとんど1近いが、このことは砂の違いや異方性の影響を受けない。今後、次のような研究の関開が望まれる:
7.砂の物性の違いを考慮した応力比ηとSsの実験的関係の整理
8.非排水時におけるSsと発生間隙水圧の統一的整理、この場合砂の物性や密度の異なりや、三軸圧縮試験機、平面ひずみ試験機、ねじりせん断試験機、単純せん断試験機によってえられた試験結果をどのように統一的に整理されるかが問題となる。
9.このことを非排水繰返しせん断試験についても発展させることも必要となってくる。
10.液状化のエネルギー論的考案に応用できる。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] N.MOROTO: Proc.of 3rd International Symposium on Numerical models in geomechanies.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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