• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

航空ネットワーク構成のための分析方法論の構築

研究課題

研究課題/領域番号 63550386
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東京工業大学

研究代表者

森地 茂  東京工業大学, 工学部, 教授 (40016473)

研究分担者 屋井 鉄雄  東京工業大学, 工学部, 助手 (10182289)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1988年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード航空需要モデル / 航空規制緩和 / 意識調査分析 / 地方空港国際化
研究概要

わが国の航空輸送は、
(1)成田、羽田、関空の整備による容量制約緩和、
(2)航空会社のネットワーク構成戦略の多様化、
(3)地方航空の国際化への要望増大などを受け、大きな変革期に立っている。これらにともなって、新たな分析技法が必要となっているが、わが国の航空輸送システムに関わる研究は従来より体系的にはなされて来なかった。この点を踏まえ、本研究では近年の筆者らの研究成果を総合化し体系化することを考えた。
まず、筆者らが既に開発した航空需要予測モデル(地域航空需要、国内幹線航空需要、国際線航空需要)の改良を新しいデータを用いて行い、総合的な需要予測モデルとした。次にこれらのモデルをサブシステムに持つゲーム論的シミュレーションモデルを開発した。航空市場を支配する少数の航空会社と旅客及び行政当局をトゲーム主体に考えて、幾つかの制度変更に対して航空会社の取る手がどの様に変化するかを調べた。
次に地方空港の国際化の問題を取り上げ、特に旅客需要からみた実現性を調べるためにモデル分析を行った。その際、地方の潜在的な需要を一部取り扱える発生モデルを作成している。
更に、コミューター航空の需要予測に対しては、現存しない交通機関に対する意識調査を用いて需要を予測するための方法を作成して、実際に複数の空港で得たデータに適用している。
また、国内航空の需要予測に関しては、機材と便数の制約から容量制約が顕著な路線がある点を考慮して、容量制約下の分析方法を開発している。最後に以上のモデル開発、分析結果を総合して、航空需要分析技法の体系化を試みている。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 森地茂、屋井鉄雄他: 第43回土木学会年次学術講演会講演概要集第4部. 492-493 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 森地茂、屋井鉄雄他: 土木計画学研究・論文集No.6. 209-215 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi