研究課題/領域番号 |
63550434
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築計画・都市計画
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
管野 實 (菅野 實) 東北大学, 工学部, 助教授 (10005366)
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研究分担者 |
小野田 泰明 東北大学, 工学部, 助手 (00185654)
湯田 善郎 東北大学, 工学部, 助手 (10166861)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 高齢者福祉施設 / 痴呆性老人 / 施設サ-ビスと在宅サ-ビス / サ-ビス需要推計 / 居住 / 福祉施設整備方策 / 在宅サービスと施設サービス |
研究概要 |
まず保健婦のサ-ビス必要性判断を基にして、高齢者・家族のサ-ビス要求の表われ方との関係からサ-ビスの需要構造を解明し、 1.高齢者自身が「自立」に近い場合、また、家族介護力が豊かな時、サ-ビス不必要と直結していること。家族は要求なし、保健婦は必要の判断と分かれる場合、家族では介護力と意識がかなり規定力となっているが、保健婦は本人のリハビリテ-ションを考えて必要性を判断していること。 2.保健婦は(1)家族内で他にも要看護者がいる場合、要医療で介護型入所施設サ-ビス必要と判断しているが、「高度」であっても、すべて在宅サ-ビスで生活可能としていること。(2)「軽度」と「中等度」の間を、ひとりぐらしの在宅生活継続の分かれ目としていること。 3.保健婦は、「訪問指導」などはミニマムとして必要と考えており、あとは介護困難状況に応じてサ-ビスを組み合せている。そのパタ-ンは、福祉サ-ビスの場合「高度」では宿泊型と居宅型サ-ビス中心、「中等度」では通所型サ-ビスを中心とした組合せで形成されていることが明かとなった。また介護の観点から家族介護力を型設定し、行動能力と対応させてサ-ビス需要モデルを設定した。このモデルと生活条件、サ-ビス要求出現率、痴呆性重複率等を配慮した上で、主なサ-ビス毎の需要量を算定し、以下の推計値を得た。 介護型入所施設サ-ビス 0.6% ホ-ムヘルプサ-ビス 15.3% 居住型入所施設サ-ビス 2.1% 入浴サ-ビス 1.2% 宿泊型施設サ-ビス 3.9% 食事サ-ビス 3.1% 通所型施設サ-ビス 2.5%
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