• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

材料データの異機種間利用に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63550529
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 金属材料
研究機関東京大学

研究代表者

岩田 修一  東京大学, 工学部, 助教授 (50124665)

研究分担者 河西 寛  東京大学, 工学部, 助手 (40010970)
高橋 直明  東京大学, 工学部, 講師 (80010966)
関村 直人  東京大学, 工学部, 講師 (10183055)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1988年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード材料データベース / メタ・データ / 計算機ネットワーク / データ・ディクショナリ / 交換フォーマット / 知的インターフェイス / ローカル・エリア・ネットワーク / 標準化
研究概要

材料データは、その評価に専門的知識を有することから、属人的な形でそのためのデータシステムの開発が行われる。小規模なファイルの生成は、大型計算機のデータベース管理システムよりはるかに容易に、手元にあるパーソナルコンピュータ(PC)で実現できる。本研究では、そうした小規模のデータファイルの異機種間の利用法を確立し、PCによる材料データファイル生成のガイドラインを設計した。結果を以下に要約する。
(1)ワークステーション(SUN-3およびSUN-4)、日本製PC、米国製PC、日本製大型コンピュータ、米国製スーパーミニコンをLANによりTCP/IP環境下で接続し、ファイルの相互利用の方策を確認した。
(2)大型コンピュータのディスクに蓄積された金属材料用の標準的なメタデータファイルをPC上でスプレッドソート型ファイル生成に適用する手法を開発した。
(3)研究分担者間の相互利用を通じて、上記手法の改良を行い、結果を大型計算機センターのファイルに準備した。
多様なデータ表現が混在する金属材料データシステムの標準化への計算機ネットワーク構築の手法を具体的に示した。ダイナミックなデータ変換のためにはメタ・データ、データディクショナリ、標準交換フォーマットなどについての本格的な作業が必要である。本研究では、そのための具体的なデータフローを明らかにし、今後の知的インターフエイス設計への基礎を確立した。しかしながら、材料のさまざまな使用条件下での動的挙動を表現するためには、元来、静的な表現能力しかないデータ・モデルでは不十分で、式や各種の材料ふるまいコードを動的にリンクする必要があること、意味表現についてもそのセマンティックスをより直接的に表現できるような言語の必要性を明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 岩田修一: ISIJ International. 30. (1990)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 岩田修一: ISIJ International.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi