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栽植方式・整枝法・樹形を異にするリンゴ園内の葉群構造が日当たりに及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 63560020
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 園芸・造園学
研究機関山形大学

研究代表者

山本 隆儀  山形大学, 農学部, 助教授 (40007224)

研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1988年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードリンゴ / 樹形 / 葉群構造 / 日当たり / 葉面放射分布 / シミュレーション / モデル / 果実収量と着色
研究概要

本研究目的はすでに開発された「果樹の樹冠内葉面放射分布推定モデル」と「果樹の樹形・葉群構造の簡易解析システム」を用いて、栽植方式・整枝法・樹形の異なるリンゴ多数品種の葉群構造と日当たりを解析することである。したがって、上記モデルとシステムに必要な品種に特有なにパラメータの入手、上記システムにシミュレーション機能(葉や枝の生長と下垂によるダイナミックな年間変動を推定する機能)を付与すること、このために必要なパラメータの入手、供試品種の二側面写真撮影とシステム運用及び果実収量・着色の調査から成り立っている。
1.上記モデルとシステムに必要なパラメータ(合計22種類)を、本学附属農場栽植の合計10品種(台木との組合わせを含む)について入手した。これらパラメータは雑誌に印刷(1989年)あるいは予定(1990年印刷として原稿作成)の形で取りまとめ表にした。
2.上記システムにシミュレーション機能を付与するための原理を探究し、プログラムを開発した。また、多樹種と共に、リンゴの合計10品種について、新梢の伸長割合、新梢の傾斜角度変化、太い枝の傾斜角度変化及び平均個葉面積の季節的変化を測定し、重回帰式の偏回帰係数の形でパラメータ(合計25種類)を新たに入手した。機能付与したシステムの運用試験でも良好な結果を得た。また、BASICコンパイラの導入により、シミュレーション所要時間を著しく短縮できた。
3.本学附属農場栽植のふじのマルバ台30本、M26台62本、MM106台10本、陽光のM26台51本、M9台51本、北斗(M26)51本、S.D.(M26)31本、G.D.(M26)12本、レッド・スパー(マルバ)8本等について、収量(着果数、果径)と着色割合の調査及び落葉後の二側面写真撮影(12月下旬)を完了し、現在、これらをもとに、システムとモデルを用いて研究を続行している。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 山本孝儀: 山形大学紀要(農学). 10巻4号. 869-901 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 山本孝儀: 山形大学紀要(農学). 11巻1号. (1990)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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