研究課題/領域番号 |
63560160
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
林産学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鮫島 正浩 東京大学, 農学部, 助手 (30162530)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | Pseudomonas / リグニンモデル化合物 / Cα-デヒドロゲナーゼ / 遺伝子ライブラリー / クローニング / プラスミド / コスミド / 遺伝子組み換え |
研究概要 |
Pseudomonas属細菌TMY1009によるβ-エーテル型リグニンモデル化合物分解に関与するCα-デヒドロゲナーゼ産生遺伝子のクローニングを目的に実験を行ない以下に示す成果を得た。 TMY1009株から60Kb以上の高分子ゲノムDNAを調製し、これを制限酵素で部分分解し、さらにシュークロース密度勾配遠心分離により20〜50KbのDNA断片を精製した。一方、コスミドベクターpHC79を制限酵素で切断後、ホスファターゼにより脱リン酸処理をし、DNA断片をリガーゼを用いて接続した。これをパッケージングによりファージに取り込ませ、E.coliDH-1株にトランスフェクションさせた。その結果、1μgあたり約3000〜4000の形質転換株が得られ、TMY1009株の全ゲノムをカバーする遺伝子ライブラリーを構築することができた。 上記形質転換株は1500クローンについて、酵素活性の検出によりCα-デヒドロゲナーゼおよびプロトカテック酸-4、5-ジオキシゲナーゼ産生株をスクリーニングした。その結果、プロトカテック酸-4、5-ジオキシゲナーゼ産生株を2株選抜することができたが、Cα-デヒドロゲナーゼ産生株は見出せなかった。 これとは別に、Cα-デヒドロゲナーゼのアミノ酸配列をもとに作成した合成DNAプローブによるハイブリダイゼーションを用いてクローンを選抜することを目的に、Cα-デヒドロゲナーゼのN末端側から22番目までのアミノ酸配列を決定した。さらに、Cα-デヒドロゲナーゼを部分分解し、中間部分のアミノ酸配列の決定を試みた。 また、Cα-デヒドロゲナーゼのセルフクローニングを目的に、TMY1009株を宿主にできるプラスミドを作製し、さらに電気パルス法による高効率形質転換法を確立した。
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