研究課題/領域番号 |
63560185
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 東京水産大学 |
研究代表者 |
竹内 正一 東京水産大学, 水産学部, 教授 (00017047)
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研究分担者 |
小池 孝知 東京水産大学, 水産学部, 助教授 (10017048)
小倉 通男 東京水産大学, 水産学部, 教授 (60017035)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1989年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1988年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | まき網 / 漁業情報 / 魚群探索 / カツオ / 漁獲性能 / データベース |
研究概要 |
本研究においては、漁場選定とくに魚群の探索に多大の努力を投入している海外カツオまき網漁業を取り上げ、漁場内における魚群探索の方法、操業の可否、および操業効率に大きく影響する漁場移動の決定等における漁業情報の利用機構については解明することを目的とした。 このため、海外カツオまき網漁船に乗船して、当該漁業において操業中に利用している漁業情報に関する資料を収集した。ククロな魚群探索は漁船間の提示交信、過去の操業記録、ラジオブイを付けた流木の位置などによって行われる。ミクロな魚群探索はマストからの見張りで海鳥を発見することである。海鳥の群れている所に居る魚群や流木に接近し、ソナ-で魚群の量を判断して操業の可否を決定していることが判明した。また、船間の漁況連絡による漁業情報の有効な利用方法、魚群探索のための最適な漁船の運航方法については収集した資料を解析しつつあり、この点についてはさらに検討が必要である。 「船舶のトン数の速度に関する法律」が施行され、太平洋中央海区を操業区域とする海外まき網漁船は、新速度法では200トン以上351トン未満となった。これにより改装された、まき網漁船は魚艙の容積が増加した。そこで、焼津港において漁獲資料を収集し、漁獲に及ぼす測度法改正による改装の影響について解析した。この結果、改装による積みトン数の増加は、航海日数、操業日数、投網回数を増加させたが、操業1回当たり漁獲量や投網1回当たり漁獲量は増加させなかった。この改装の効果は漁獲状況が良い場合ほど、年間航海数や年間漁獲量の増加にあらわれる。 さらに、海外まき網漁船では船橋付近の船体振動が魚群探索時の双眼鏡での見張りに影響するので、新造船の船体振動を測定した。その結果、この船の船体振動は見張りに影響しないことが判明した。
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