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死後経過時間推算図表の作成とその法医学的応用

研究課題

研究課題/領域番号 63570278
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 法医学
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

柳田 純一  慶應義塾大学, 医学部, 教授 (70049790)

研究期間 (年度) 1988 – 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1989年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1988年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード死後経過時間 / 死体現象 / 直腸温 / 死斑 / 角膜混濁度 / 死体硬直 / 異状死
研究概要

慶應義塾大学法医学教室における司法解剖例約6000体のうち本研究の目的に適した500例の死体現象所見を収集整理した。
死斑の発現の強いものを6、極めて弱いものを1、発現のないものを0として、発現程度を数値化した。同様に硬直も0〜6、瞳孔混濁度0〜6などとしてそれぞれの発現程度を数値化して表した。
(1)さらに条件に適したサンプル111例のこれら死体現象値について、変数増減法を用いた重回帰分析により死後経過時間を求める一次回帰を行なった。
Y=A_1X_1+A_2X_2+……+C
すなわちY:死後経過時間、A_n:偏回帰係数、X_n:説明変数である。X_1:性別(男0・女2)、X_2:直腸温(単位℃)、X_3:角膜混濁度として計算したところ、A_1:2.103、A_2:-0.374、A_3:2.202であり、寄与率R^2は0.582であった。
(2)寄与率を高めるために、はずれ値を除外した105サンプルについて、性別・直腸温・カテゴリ-(死斑退色)・カテゴリ-(角膜混濁)を用いて計算したところ、R^2は0.672となった。
(3)なお実際例に適用しやすい項目として、性別・直腸温・角膜混濁度・死斑退色度について検討し計算したところ、R^2は0.637であり実用に堪え得ると思われる。
(4)(報告書においてそれぞれの偏回帰係数、標準回帰係数、標準誤差、t値などを図表で示す)。

報告書

(2件)
  • 1989 実績報告書
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 柳田純一,他: "死後経過時間推算図表の作成" 日本法医学雑誌.

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 柳田純一: 日本法医学雑誌.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 柳田純一: "死後経過時間推算図表の作成とその法医学的応用" 柳田純一,

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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