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CNPの脳脊髄炎・抹消神経炎催起性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63570361
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 神経内科学
研究機関新潟大学

研究代表者

栗原 正  新潟大学, 脳研究所, 助教授 (50018800)

研究分担者 佐藤 修三  新潟大学, 医学部附属病院, 講師 (30115034)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1988年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード2^´、3^´-環状ヌクレオチド3^´-フォスフォジエステラーゼ(CNP) / 脳脊髄炎 / 末梢神経炎 / cDNAクローニング
研究概要

1.各種脱髄疾患患者の血清でCNP(2┣D1´、3┣D1´┫D1-環状ヌクレオチド3┣D1´┫D1フォスフォジエステラーゼ)抗体をスクリーニングしたところ、脳脊髄炎及び抹消神経炎の数症例において対照にくらべて有意に高い力価が見られ、CNPが抗体を介して炎症性脱髄疾患の成因に関与している可能性が示唆された。
2.ウシCNPはエラスターゼで可溶化して精製した標品をウサギに注射すると容易に特異的な抗体が産生した。抗体の産生はブースターによって著しく高められたが、注射された動物に異常な神経症は観察されなかった。
3.ウシCNPに対する抗体は抗原に対して種特異性を示した。すなわち、抗体はウシCNPを完全に沈降させ、ウシCNP活性を50%阻害したが、ラットCNPに対しては沈降反応も活性の阻害もなかった。
4.ヒト及びマウスCNPのcDNAクローニングを行なった。ヒトのcDNAは1800bpからなり翻訳領域を全部含んでいた。マウスのcDNAは2500bpでmRNAの全長をカバーすると思われた。
5.ヒト及びマウスCNPのcDNAからβ-ガラクトシダーゼと融合したCNPタンパクを調製した。融合タンハクを用いた感作実験が進行中である。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 栗原正: Biochem.Biophys.Res.Commun.152. 837-842 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 藤田信也: FEBS Lett.232. 323-327 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 栗原正: Molec.Brain Res.(1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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