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人インスリン分泌顆粒に局在する新しいインスリン分泌調節物物質の研究

研究課題

研究課題/領域番号 63570529
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 内分泌・代謝学
研究機関新潟大学

研究代表者

伊藤 正毅  新潟大学, 医学部, 講師 (40126389)

研究期間 (年度) 1988 – 1989
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード唾液ペプチドP-C / 膵B-細胞 / 免疫組織 / ウェスタンブロッテング
研究概要

唾液ペプチドP-Cと人の膵B-細胞におけるP-C免疫活性が同一の物質か否かを検索するためにの唾液ペプチドP-Cのモノクロナール抗体を作製し、人の耳下腺および膵臓の組織切片を用いた蛍光抗体法によって検索した。2種類のP-Cに対するモノクロナール抗体が、人の膵B-細胞は陽性に検出されず、唾液ペプチドP-Cと膵のP-C免疫活性は同一の物質でないことが判明した。(文献(1))、唾液ペプチドP-Cの合成フラグメントを作製した。(アミノ酸配例1-22、23-44、23-29、30-44、30-38、38-44)。このフラグメントでP-C抗体を吸収した後、膵組織の切片を用いた蛍光抗体法により検索した。この結果唾液ペプチドP-CのC末端の7個アミノ酸配例に共通する部分が存在することが明らかとなった。言葉をかえて言うと、膵のP-C免疫活性は唾液ペプチドP-CのC末端の7個の一部を共通する新しい物質であると考えられた。この物質の分子量を明からにするために、人の膵の抽出物をwestern blottiyを行ったところ、11500の蛋白が検出された。この蛋白は抗体(P-C抗体)を唾液ペプチドP-CのC末端の7個の合成フラグメントで吸収すると、western blottiyで検出した蛋白(分子量11500)が同一であることが判明した。(文献(1))

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Seiki Ito et al: Acta Endocrinology. 120. 62-68 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Seiki Ito et al: Acta Endocrinology. 120. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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