研究課題/領域番号 |
63570769
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
宮本 薫 群馬大学, 医学部, 助手 (30125877)
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研究分担者 |
長谷川 喜久 群馬大学, 医学部, 助手 (40092001)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | ヒトインヒビン / CHO細胞 / 発現ベクター |
研究概要 |
1.ヒト卵巣のcDNAライブラリーから、ヒトインヒビンの鎖、β_B鎖のcDNAのクローニングを行った。α鎖は1.3Kb、β_B鎖は2.2Kbであり、いずれも、すべてのコーディング領域を含んでいる事を、塩基配列を決定する事により確認した。 2.この様にして単離したヒトインヒビンα鎖、β_B鎖のcDNAを発現ベクターpSD(X)に組みこみ、CHO(dhfr-)細胞にトランスフェクトして、メトトレキセート耐性を利用して、ヒトインヒビン産生細胞株を樹立した。ヒトインヒビンは、分子量32KDa、αβ_B型である事をインヒビン産生CHO細胞株の培養上澄をチェックして確認した。また、この様にして生産された、recombinantヒトインヒビンのBioactivityは、下垂体前葉細胞系で検討したところ、ED_<50>=0.8ng/mlであり、天然のウシインヒビン、ブタインヒビンよりむしろ比活性はやや高く、完全なBioactivityをもつインヒビン分子が生産されている事を確認した。
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