研究課題/領域番号 |
63570834
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 鳥取大学 (1989-1990) 高知医科大学 (1988) |
研究代表者 |
玉井 嗣彦 鳥取大学, 医学部, 教授 (10032327)
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研究分担者 |
和田 秀文 高知医科大学, 医学部, 講師 (00175150)
山崎 厚志 鳥取大学, 医学部附属病院, 助手 (70220291)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1990年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1989年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1988年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 単色閃光 / 早期視細胞電位(ERP) / 第1色盲 / 第2色盲 / 干渉フィルタ- / 赤色閃光ERP / 緑色閃光ERP / 青色閃光ERP振幅 / 赤色閃光ERP振幅比 / 色光刺激 / ERP(早期視細胞電位) / 2色型色覚異常者 / 色光刺激早期視細胞電位 / 色覚異常 / 他覚的検査 / 青色閃光ERP / 青@赤振幅比 |
研究概要 |
日本光電工業社製の特型光刺激装置を用いて、単色閃光早期視細胞電位(ERP)を誘導した。本装置の放電エネルギ-は21.5J(コンデンサ-両端電圧320V;コンデンサ-容量420μF)、発光時間は約0.5msec、閃光ピ-ク時間30μsec、ピ-ク時の照度はフィルタ-なしで2,130,000kLxであった。日本真空光学のMIFーW型干渉フィルタ-No.21ιλο600nm、Δλ1/2 12nm、Tmax46%)、No.14(λο532nm,Δλ1/2 13nm、Tmax43%)、No.7(λο457.5nm、Δλ1/2 14.5nm、Tmax48%)を用いて、いわゆる赤、緑、青の単色閃光ERPを記録した。ちなみに、赤、緑、青のこの種フィルタ-装入下の照度は、それぞれピ-ク時において45.262.5kLx、33,547.5kLx,8.520kLxであった。 ERP振幅を観察の対象にしたが、その振幅は角膜陽性相R_1の頂点より角膜陰性相R_2の頂点までを測定した。 石原表、東京医大式色覚検査表(T.M.C.)、大熊式色覚検査表、Farnsworth Panel Pー15、およびNagelI型アノマロスコ-プの検査結果より2色型色覚異常者と診断した16名(第1色盲6例に眼、第2色盲10例20眼)を対象に検討した結果、赤色閃光ならびに緑色閃光ERPの各平均振幅は、第1色盲ならびに第2色盲において、正常対照者10例20眼と比ベて、ともに高度に有意(P〈0.001)の低下を示した。第2色盲においては、青色閃光ERPの平均振幅は、正常者と比べて、高度に有意(P〈0.001)の低下を示した。 赤色閃光ERPに対する青色閃光ERPの平均振幅比は、第1色盲ならびに第2色盲において、正常者と比ベて、それぞれ高度に有意(P〈0.001)の増大ないし減少を示した。2色型色覚異常者においては、青色閃光ERP振幅/赤色閃光ERP振幅比はProtanとdeutanの他覚的検出のための一つの指標として、臨床的有用性を有することを論じた。
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